FTP 仮想サービスを作成するには、FTP アプリケーション プロファイルを使用し、十分なバックエンド サーバ プール構成を設定します。

注:

コンシステント ハッシュとは、FTP アプリケーション プロファイルを使用する間、唯一サポートされるプール ロード バランシング アルゴリズムです。

手順

  1. [アプリケーション ] > [仮想サービス ] > [仮想サービスの作成] の順に移動します。
  2. 仮想サービスの名前を入力します。
  3. [アプリケーション プロファイル][System-FTP](前の手順で作成した FTP アプリケーション プロファイル)を選択します。
  4. [サービス ポート] の [サービス] フィールドで、FRP VS 制御サービス ポートを構成します。
  5. [プール] フィールドで、次のイメージに示すようにバックエンド サーバ プールを適用します。




  6. FTP VS が作成されると、NSX Advanced Load Balancer Controller では VS に FTP アプリケーション プロファイルが適用されていることを検出し、必要に応じた追加の構成を自動的に作成します。つまり、
    1. FTP データ接続のサービス ポートを構成します。デフォルトのポートは 20 です。ポートは目的のデータ ポートに更新することができます。
    2. FTP データ通信モードに基づいてデータ スクリプトを適用します。
    • アクティブ モードとパッシブ モードのいずれのデータ接続にも Default-FULL-FTP。

    • データ接続でアクティブ モードの場合は Default-ACTIVE-FTP。

    • データ接続でパッシブ モードの場合は Default-PASV-FTP。

    自動作成したデータ ポートと DataScript による FTP VS 作成後のサマリは次のとおりです。



  7. アクティブ FTP 接続のデフォルト FTP データ ポートを変更するための FTP VS 構成オプション。FTP データ通信のサービス ポートは、System-TCP-Fast-Path-FTP のオーバーライド TCP プロファイルで作成されます。


  8. FTP VS では、FTP プロファイルで許可されている FTP モードに基づいて、該当する DataScript を適用します。


  9. FTP VS クライアント トラフィックのログには、FTP 接続のユーザー名が記録されます。


  10. それぞれの FTP モードのシステム デフォルト FTP データ スクリプトで、FTP プロファイルにあるものは、[テンプレート ] > [スクリプト ] > [DataScript] に一覧表示されます。それらの DataScript には、ユーザー要件に基づいて、ログを追加できます。該当する DataScript を変更するには、VMware アカウントまたはプロフェッショナル サービス チームにお問い合わせください。