[圧縮] タブでは、アプリケーション プロファイルの圧縮設定を表示したり編集できます。
圧縮を構成するには、次の手順を実行します。
手順
- の順に移動します。
- [作成] をクリックして新しいプロファイルを作成するか、必要に応じて既存のアプリケーション プロファイルを使用します。
- [圧縮] タブを選択して [圧縮を有効化] をクリックします。
- [圧縮可能なコンテンツ タイプ] を選択し、どの HTTP コンテンツ タイプが圧縮に対象であるかを判定します。このフィールドは、圧縮可能なタイプ リストを含む文字列グループを参照します。
- [圧縮] モードに [自動] または [カスタム] を選択して、クライアントごとに異なったレベルの圧縮を有効化します。たとえば、ローカル イントラネットからの高速クライアントの圧縮を無効にしながら、低速モバイル クライアントに対して積極的な圧縮レベルを提供するフィルタを作成できます。
オプション 説明 [自動]
クライアントと利用可能なサービス エンジンの CPU リソースに基づいて設定を動的に調整するには、[自動] が推奨されます。
[自動] モードを使用すると、NSX Advanced Load Balancer が最適な設定を決定できます。
デフォルトでは、[圧縮] モードは [自動] です。コンテンツの圧縮は、次に示すようにクライアントの RTT によって異なります。
RTT が 10 ms 未満、圧縮なし
RTT が 10 ~ 200 ms、通常の圧縮
RTT が 200 ms を超える、アグレッシブ圧縮
[カスタム]
[カスタム] モードでは、受信先と圧縮レベルをよりきめ細かく制御できるカスタム フィルタを作成できます。
- 達成された圧縮率は、仮想サービスの [クライアント ログ] タブを使用して表示します。これには、仮想サービスの [分析] タブでフル クライアント ログを有効化して一部またはすべてのクライアント要求をログに記録することを要求される場合があります。ログには、各 HTTP 応答の圧縮率を示すフィールドが含まれます。[Accept-Encoding ヘッダーの削除] で削除される Accept-Encoding ヘッダーは、圧縮されたコンテンツを受け付けることを示すため、HTTP 1.1 クライアントによって送信されたものです。サーバに要求を送信する前に要求からヘッダーを削除すると、NSX Advanced Load Balancer は、サーバが応答を圧縮しないようにすることができます。NSX Advanced Load Balancer のみが圧縮を実行します。