NSX Advanced Load Balancer 21.1.3 以降では、ICAP がサポートされます。SSL を使用して ICAP トラフィックを暗号化できるようになりました。

ICAP を有効にするための構成コンポーネントは次のとおりです。

  • NSX Defender で ICAP を構成するには、次のようにプロキシ構成でセキュア ICAP を有効にします。



  • OPSWAT で ICAP を構成するには、「TLS の構成」を参照してください。

  • NSX Advanced Load Balancer で、ICAP のプールを構成するときに、ICAP プロファイルで参照されるプール(ICAP サーバの IP アドレスを持つ)で SSL が有効になっていることを確認し、デフォルト ポートを 11344 に構成します。

NSX Advanced Load Balancer ICAP は、仮想サービスへの HTTP2 トラフィックをサポートします。仮想サービスで任意のポートに対して HTTP2 が有効になっており、ICAP が構成されている場合、HTTP2 トラフィックは ICAP サーバの対象になります。