仮想サービスは複数のポートを公開する場合があります。このセクションでは、仮想サービス ポートをプール サーバ上の対応するポートにマッピングする 2 つの方法について説明します。
プール サーバ上の同じポートへの一連の仮想サービス ポートのマッピング
これは最も単純な構成で、仮想サービスとプール サーバのポートは同じです。これを実現するには、次の手順を実行します。
仮想サービス エディタの [設定] タブを使用して、複数の仮想サービス ポート(一度に 1 つのポートずつまたはポート範囲を指定して)を特定します。
プール エディタの [詳細] タブで、[ポート変換の無効化] チェックボックスを選択してポート変換を無効にします。
この場合、プールの [デフォルトのサーバ ポート] プロパティは無視され、要求は仮想サービスの受信ポートと同じポート上のサーバに転送されます。
プール サーバ上の異なるポートへの一連の仮想サービス ポートのマッピング
この場合、特定の仮想サービス ポートをプール サーバ上の特定のポートにマッピングする必要があります。
これを実現するには、次の手順を実行します。
仮想サービス エディタの [設定] タブを使用して、複数の仮想サービス ポートを個別にまたはポート範囲で特定します。
プール サーバ ポートごとにプールを作成し、プール エディタの [設定] タブを使用して各プールの一意な [デフォルトのサーバ ポート] を構成します。
注:すべてのプールの実際のバックエンド メンバーは同じである可能性があります。
仮想サービス エディタの [ポリシー] タブで、ポート番号の値に基づいて要求をプールに送信するためにコンテンツ スイッチングを使用する HTTP 要求ルールを追加します。図 7 はポート 81 と 82 に対しても行う必要があることを示し、図 8 は 3 つのすべてのサービス ポートのルールを示しています。
結果の仮想サービスは次のように表示されます。