DNS 健全性モニターは、UDP DNS 要求を送信し、応答 IP アドレスを比較することで、DNS サーバの健全性を検証します。このセクションでは、DNS 健全性モニター タイプに固有の構成オプションについて説明します。
DNS 健全性モニターの構成
[健全性モニターのタイプ] として DNS が選択されている場合は、健全性モニターを DNS 設定用に構成できます。
一般的な健全性モニターの構成方法については、「新しい健全性モニターの作成」を参照してください。
DNS 健全性モニターを構成するには、次の手順を実行します。
確認する完全修飾リソース レコード(要求名など)を入力します。NSX Advanced Load Balancer は、このフィールドに記載されている完全修飾ドメイン名を DNS サーバにクエリします。たとえば、www.vmware.com です。
[応答] セクションで、次のように構成します。
DNS クエリに対して送信されるカスタム応答に一致する応答を選択します。
[任意のタイプ]:DNS 応答には、空でない応答が少なくとも 1 つ含まれている必要があります。
[すべて]:サーバからの DNS 応答は、空の応答であっても成功します。
[クエリ タイプ]:応答には、リソース レコード タイプがクエリ タイプと一致する応答が少なくとも 1 つ必要です。
DNS 応答コードのタイプを選択します。
[すべて]:DNS サーバの応答コードと潜在的なエラーは無視されるため、健全性チェックは失敗しません。
[エラーなし]:DNS 応答にエラーが発生すると、健全性チェックが失敗します。
[応答文字列] フィールドに、成功と見なされるために応答に含める必要がある IP アドレスを入力します。
[レコード タイプ] を選択します。サポートされているタイプは次のとおりです。
[A]:IPv4 アドレスのみを保持する A レコード
[AAAA]:IPv6 アドレスを保持する A レコード
DNS 健全性モニターの設定は次のとおりです。