このセクションでは、NSX Advanced Load Balancer ユーザー インターフェイスによる 4 つのプロパティの構成について説明します。

手順

  1. [アプリケーション ] > [プール] の順に移動します。プールがない場合は作成します。プールがあれば、編集するプールの行にある鉛筆アイコンをクリックします。
  2. [プール エディタ] に入ったら、次に示すように、プール作成ウィザードの [詳細] タブをクリックします。


  3. [プールの完全な設定] にある次の関連フィールドに入力します。
    オプション 説明

    [要求キュー]

    プールが満杯になった際の [要求キュー] を有効化または無効化します。該当する方のラジオ ボタンを選択します。

    [キュー長]

    プールが満杯になったときにキューに入る要求の最小数を指定します。

  4. [プール障害の設定] にある次の関連フィールドに入力します。
    オプション 説明

    失敗アクション

    プール障害が発生した場合のアクションをドロップダウン メニューから選択します。メニューには次の値が表示されます。

    • 接続の終了

    • HTTP ローカル応答

    • HTTP リダイレクト

    デフォルトでは、プールに障害が発生すると、接続は閉じられます。

  5. [接続プールの設定] にある次の関連フィールドを入力します。
    オプション 説明

    [接続アイドル タイムアウト]

    アイドル状態の接続タイムアウトを指定します。この時間が開始するのは、接続が最後に使用された時刻です。この時間を過ぎると、接続は閉じられます。

    [接続の存続期間のタイムアウト]

    接続期間のタイムアウトを指定します。この時間が開始するのは、接続が作成された時刻です。この時間を過ぎると、接続は閉じられます。

    [接続の最大使用時間]

    接続を使用する最大回数を指定します。

    [サーバ 1 台あたりの最大キャッシュ接続数]

    サーバ 1 台あたりの最大キャッシュ接続数を指定します。

  6. [その他の設定] にある必須フィールドに入力します。
    オプション 説明

    [ポート変換の無効化]

    ポート変換を無効化するには、このボックスをオンにします。

    [接続増加時間]

    最近オンラインになったサーバに対して、新しい接続が段階的に増加する期間を指定します。

    [デフォルトのサーバ タイムアウト]

    0 ミリ秒から 21,600,000 ミリ秒(6 時間)までの範囲で値を指定します。サーバ タイムアウト値に指定するのは、その間はサーバ接続を確立している必要がある時間、NSX Advanced Load Balancer とサーバとの間の要求応答交換が完了するまでの時間です。

    注:

    サーバ タイムアウト値を入力しない場合、デフォルトで値が 3,600,000 ミリ秒(1 時間)に設定されます。

    [説明]

    プールの説明を記載します。

    [サーバ 1 台あたりの最大接続数]

    プール内の各サーバに許可される同時接続の最大数を指定します。

    [HTTP サーバの再選択]

    サーバからの応答が特定の応答コードの場合、[HTTP サーバの再選択] ボックスをオンにします。

  7. [保存] をクリックします。