スタティック ルートでは、ルーティングされたトラフィックのネクスト ホップ パスを管理者が決定できます。スタティック ルートは、IP サブネットにも特定の IP アドレスにも定義できます。定義されているサブネット マスクによって決まります。
スタティック ルートは、デフォルト ゲートウェイとして設定することもできます。デフォルト ゲートウェイは、SE の設定内で定義することもできます。そうすると、グローバル スタティック ルートがオーバーライドされ、変更された SE に固有のものとなります。DHCP を使用せず、デフォルト ゲートウェイを定義する必要がある場合は、ゲートウェイを [スタティック ルート] タブ内で定義することが推奨されます。そうすると、すべての SE に適用されます。構成されるルートの最大数は、VRF につき 2,000 です。
スタティック ルートを作成するか編集するには、次の情報を入力します。
手順
- の順に選択します。
- このルートを SE のデフォルトにする場合は、[デフォルト ゲートウェイ] チェックボックスをオンにします。デフォルト ゲートウェイは、DHCP から学習すると、このゲートウェイをオーバーライドし、個々の SE に表示されます。
- [インデックス] を入力 - 各スタティック ルートには一意の識別子が与えられ、内部的にルートの参照に使用されます。
- [プレフィックス] を入力 - この IP サブネットに一致する NSX Advanced Load Balancer からの出力方向トラフィックは、ネクスト ホップ ゲートウェイの IP アドレスに送信されます。プレフィックスがデフォルト ゲートウェイに設定されるとは、他のスタティック ルート プレフィックスと一致しないすべてのトラフィックがデフォルト ゲートウェイのネクスト ホップに転送される、ということです。
- [ネクスト ホップ] を入力 - プレフィックスで指定された IP ネットワークにトラフィックをルーティングするときに使用するゲートウェイ アドレス。
- [保存] をクリックすると、スタティック ルートの追加または編集が完了します。