NSX Advanced Load Balancer サービス エンジンは、受信要求に応答する前にバックエンド サーバのタイムアウト値を使用します。

タイムアウト値は次のとおりです。

  • upstream_connect_timeoutNSX Advanced Load Balancer サービス上のバックエンド サーバのアイドル待機時間のタイムアウト。

  • Engine.upstream_send_timeout – バックエンド接続が書き込み可能になるまでのタイムアウト。

  • upstream_read_timeout – データがバックエンド サーバから受信されるまでのタイムアウト。

上記のタイムアウト オプションのデフォルト値は 3600000 ミリ秒(1 時間)です。要件に基づいて、次に示すように、これらのタイムアウト値を NSX Advanced Load Balancer シェル プロンプトの configure serviceengineproperties コマンドを使用して変更できます。

 #shell
 Login: admin
 Password: 
[admin-cntrl1]: > configure serviceengineproperties
[admin-cntrl1]: > seproperties> se_runtime_properties
[admin-cntrl1]: > seproperties:se_runtime_properties> upstream_connect_timeout <value> 
[admin-cntrl1]: > seproperties:se_runtime_properties> upstream_send_timeout <value>

これらのタイムアウト値を変更すると、NSX Advanced Load Balancer SE のすべての仮想サービスに影響します。