POP3(ポスト オフィス プロトコル バージョン 3)健全性モニターは、POP サービスをモニタリングするために使用されます。CAPA(機能)を実行し、ユーザー名とパスワードを使用してユーザーを検証した後、LIST コマンドを発行してメールボックスに存在するメッセージを取得します。これらのコマンドが正常に完了すると、POP3 モニターはサーバを UP とマークします。それ以外の場合はサーバを DOWN とマークします。

POP3 固有モニターの構成

フィールド

説明

オプション/必須

ユーザー名

メール クライアントのユーザー名([authentication] の一般的な健全性モニター構成にあります)

必須

パスワード

メール クライアントのパスワード([authentication] の一般的な健全性モニター構成にあります)

必須

SSL 属性

POP3S(セキュア POP3)モニターに必要です

POP3S には必須

注:

現在、POP3/POP3S 健全性モニターの設定は CLI のみを使用して構成できます。

POP3 健全性モニターの構成

[admin:avi-controller]: > configure healthmonitor example-basic-pop3-hm
[admin:avi-controller]: healthmonitor> type health_monitor_pop3
[admin:avi-controller]: healthmonitor> authentication
[admin:avi-controller]: healthmonitor:authentication> username user1
[admin:avi-controller]: healthmonitor:authentication> password gjgksad
[admin:avi-controller]: healthmonitor:authentication> save
[admin:avi-controller]: healthmonitor> save

POP3S 健全性モニターの構成

[admin:avi-controller]: > configure healthmonitor example-pop3s-hm
[admin:avi-controller]: healthmonitor> type health_monitor_pop3s
[admin:avi-controller]: healthmonitor> pop3s_monitor
[admin:avi-controller]: healthmonitor:pop3s_monitor> ssl_attributes
[admin:avi-controller]: healthmonitor:pop3s_monitor:ssl_attributes> ssl_profile_ref System-Standard
[admin:avi-controller]: healthmonitor:pop3s_monitor:ssl_attributes> save
[admin:avi-controller]: healthmonitor:pop3s_monitor> save
[admin:avi-controller]: healthmonitor> authentication
[admin:avi-controller]: healthmonitor:authentication> username user1
[admin:avi-controller]: healthmonitor:authentication> password njkhasdkj
[admin:avi-controller]: healthmonitor:authentication> save
[admin:avi-controller]: healthmonitor> save

POP3S 健全性モニターの SSL 構成

POP3S 健全性モニターに使用される SSL 構成は次のとおりです。

  • 既存の [SSL プロファイル] を選択するか、必要に応じて新しいプロファイルを作成します。これは、バックエンド サーバに送信される健全性モニター トラフィックの暗号と SSL バージョンを定義します。

  • 既存の [PKI プロファイル] を選択するか、必要に応じて新しいプロファイルを作成します。これは、サーバによって提示された SSL 証明書を検証するために使用されます。

  • 既存の [SSL キーと証明書] を選択するか、必要に応じて新しい SSL キーと証明書を作成します。