NSX Advanced Load Balancer サービス エンジン (SE) と宛先サーバ間の接続は、送信元 NAT (SNAT) を使用して変換されます。NSX Advanced Load Balancer は、SNAT を使用して、接続の送信元 IP アドレスをクライアント アドレスから SE の IP アドレスに変換します。

クライアントの送信元 IP アドレス(SNAT 接続の場合は SE IP アドレス)とプロトコル ポート、およびサーバの宛先 IP アドレスとポートの組み合わせが一意である場合、接続は一意と見なされます。一般的なアプリケーション トラフィックの場合、NSX Advanced Load Balancer SE からの送信元ポートは、SNAT TCP 接続ごとに一意です。SNAT を使用する場合、SE は各宛先サーバへの最大 64k の接続を開くことができます。新しいサーバがプールに追加されるたびに、64k の潜在的な同時接続が追加されます。仮想サービスが複数の SE にまたがって拡張される場合、各 SE は各サーバへの最大 64k の SNAT 接続を維持できます。