デフォルトでは、NSX Advanced Load Balancer にはテナントに表示するネットワークのリストのみが表示されます。一部の展開では、繰り返される usable_network_uuids フィールドを使用して実装されるリストとは別に、テナントに追加のネットワークを表示することが必要になる場合があります。管理者は、NSX Advanced Load Balancer API、CLI、またはユーザー インターフェイスを使用してアクセスできます。このセクションでは、OpenStack クラウドでのこの機能の使用について説明します。

注:

ここにリストされている追加の使用可能なネットワークは、NSX Advanced Load Balancer OpenStack クラウドで構成された「admin-user」から引き続きアクセスできる必要があります。これは、すべてのネットワーク リストで検証され、そのテナントの「admin-user」の OpenStack ロールによって決定されます。

ユーザー インターフェイスを使用した構成

デフォルトでは、追加のネットワークは指定されていません。それに応じて、仮想サービス エディタは次のように表示されます。



ただし、クラウドが追加の使用可能なネットワークを提供するように構成されている場合は、同じウィンドウが次のように表示されます。黄色で強調表示された部分に注目してください。



CLI を使用した構成

[admin:controller]: > configure cloud Default-Cloud
[admin:controller]: cloud> openstack_configuration
[admin:controller]: cloud:openstack_configuration> usable_network_uuids 3b0c450d-db43-4aa0-9b4a-a2a3dbad3153
[admin:controller]: cloud:openstack_configuration> usable_network_uuids af186be9-fcc2-4172-aea4-a3a9599f639f
[admin:controller]: cloud:openstack_configuration> save
[admin:controller]: cloud> save