NSX Advanced Load Balancer のデフォルトのパケット パーサーは、Default-Radius と Default-DHCP と呼ばれ、それぞれ Remote Authentication Dial-In User Service (RADIUS) と Dynamic Host Configuration Protocol (DHCP) に使用されます。このトピックでは、L4 DataScript で、RADIUS パケットまたは DHCP パケットのプロトコル パーサーを変更する方法について説明します。

注:

デフォルトのパーサーは編集できますが、デフォルトのパーサーをテンプレートとして使用して新しいパーサーを構成することをお勧めします。

既存のパーサーのテンプレートとしての使用

既存のデフォルト パーサーのパーサー コードをテンプレートとして使用して、新しいパーサーを作成できます。パーサー コードを表示するには、次の手順を実行します。

  • [テンプレート] > [スクリプト] > [ProtocolParserScripts] の順に移動します。



  • 必要なデフォルト パーサー(Default-DHCP など)を編集して、[プロトコル パーサー スクリプトの編集] 画面を表示します。

  • [プロトコル パーサー スクリプトのインポートまたは貼り付け] フィールドからコンテンツをコピーします。



  • コピーしたコンテンツを任意のテキスト エディタに貼り付け、必要に応じてコードを変更します。

新しいパーサーの作成

新しいパーサーを作成するには、次の手順を実行します。

  • [テンプレート] > [スクリプト] > [プロトコル パーサー スクリプト] の順に移動します。

  • [作成] をクリックして、[新しいプロトコル パーサー スクリプト] ウィンドウを開きます。

  • パーサーの [名前] を入力します。

  • コピーした [プロトコル パーサー スクリプト] のコードを貼り付けます。



  • [保存] をクリックします。

パーサーと DataScript の関連付け

パーサーを DataScript に関連付けるには、次の手順を実行します。

  • [テンプレート] > [スクリプト] > [DataScript] の順に移動します。

  • [編集] アイコンをクリックします。

  • [DataScript セットの編集] 画面で必要なプロトコル パーサーを選択します。



  • [保存] をクリックします。

注:

仮想サービスが [稼動中] 状態の場合は無効にし、仮想サービスが停止している場合は有効にして、新しいパーサーを有効にします。