このセクションでは、Nutanix クラスタでコントローラ IP アドレスを変更する手順について説明します。
Nutanix クラスタでコントローラ IP アドレスを変更するには、次の手順を実行します。
ホストのネットワーク スクリプトを手動で編集し、インターフェイス構成を変更して、クラスタ内の各 Controller ノードの IP アドレスを新しい IP アドレスに変更します。
たとえば、Controller 仮想マシンの /etc/network/interfaces/ ファイルは、次のように変更する必要があります(静的 IP アドレスを使用している場合)。
auto lo iface lo inet loopback auto eth0 iface eth0 inet static address <ipv4 address> netmask 24 gateway <ipv4 gw>
新しいコントローラ IP アドレスが、他のコントローラ ノードからネットワーク内でアクセス可能であることを確認します。
Controller で /opt/avi/python/bin/cluster_mgr/change_ip.py スクリプトを実行して、上記の IP アドレスの変更を反映します。
Controller を再起動します。
上記の手順は、手順 2 で指定した単一ノード クラスタ用です。3 ノード クラスタ展開のコントローラ IP アドレス情報を更新するには、すべてのコントローラの IP アドレスを変更し、すべてのコントローラ ノードから次のようにコマンドを実行する必要があります。
username@avi:~$ change_ip.py -i **ipaddr **-o ipaddr -o ipaddr
以下に、各コマンドについて説明します。
-i ipaddr
:スクリプトを実行するノードの新しい IP アドレスを指定します。
-o ipaddr
:クラスタ内の別のノードの IP アドレスを指定します。
-m subnet-mask
:サブネットも変更された場合は、このオプションを使用して新しいサブネットを指定します。マスクを 255.255.255.0 形式で指定します。
-g gateway-ipaddr
:デフォルトのゲートウェイも変更された場合は、このオプションを使用して新しいゲートウェイを指定します。
Controller クラスタが新しい IP アドレスで再起動するはずです。