このセクションでは、SE のロール変数について詳しく説明します。

ロール変数

変数

必須

デフォルト

コメント

kvm_vm_hostname

はい

仮想マシンの名前

kvm_vm_base_img

いいえ

se.qcow2 ファイル

kvm_vm_vcpus

いいえ

2

サービス エンジンが使用する CPU の数。

kvm_vm_ram

いいえ

2,048

サービス エンジンが使用するメモリ容量。

kvm_vm_os_disk_size

いいえ

20

サービス エンジンが使用するディスク サイズ。

kvm_host_mgmt_intf

はい

ホスト管理インターフェイス名

se_kvm_ctrl_ip

はい

コントローラの IP アドレス。

se_kvm_ctrl_username

はい

コントローラにログインするためのユーザー名。

se_kvm_ctrl_password

はい

コントローラにログインするためのパスワード。

se_kvm_ctrl_version

はい

コントローラのバージョン。

state

いいえ

create

「create」に設定するとサービス エンジンが作成され、「delete」に設定するとサービス エンジンが削除されます。

se_auth_token

いいえ

定義されている場合は、サービス エンジンをコントローラに登録するために使用されるトークンになります。

kvm_force_mode

いいえ

TRUE

指定された名前の仮想マシンが存在する場合は、その仮想マシンに上書きされます。「false」に設定すると実行が停止します。

se_bond_seq

はい

ボンディング シーケンス

se_kvm_mgmt_ip

はい

サービス エンジンの管理 IP

se_kvm_mgmt_mask

はい

サブネット マスク

se_kvm_default_gw

はい

サービス エンジンのデフォルト ゲートウェイ

kvm_pinning

はい

仮想マシンの CPU の固定を有効にする場合

kvm_total_num_vfs

はい

仮想マシンにパススルーされる VF の数

kvm_virt_intf_name

はい

仮想マシンにパススルーされる仮想機能名

標準的な例

Kvm ホスト(インベントリ)ファイル

[kvm]
10.170.5.51
[kvm:vars]
ansible_ssh_user=root
ansible_ssh_pass=<password>
- hosts: kvm
  vars:
    state: create
    kvm_vm_hostname: "se1"
    kvm_vm_vcpus: "2"
    kvm_vm_ram: "2048"
    kvm_host_mgmt_intf: eno1.100
    se_kvm_ctrl_ip: "10.170.5.21"
    se_kvm_ctrl_username: "admin"
    se_kvm_ctrl_password: "<controller password>"
    se_kvm_ctrl_version: "18.2.2"
    se_bond_seq: "1,2,3,4"
    se_kvm_mgmt_ip: "10.170.5.15"
    se_kvm_mgmt_mask: "255.255.255.0"
    se_kvm_default_gw: "10.170.5.1"
    kvm_pinning: true
    kvm_total_num_vfs: 4
    kvm_virt_intf_name:
      - enp24s17f1
      - enp24s17f3
      - enp24s17f5
      - enp24s17f7
  tasks:
    - name: Avi SE | KVM | Create SE VM on KVM
      include_role:
        name: avinetworks.avise_kvm

Playbook を実行するコマンド

ansible-playbook kvm.yml -i <inventory file> -vv