このセクションでは、NSX Advanced Load Balancer を展開するための Cisco CSP 5000 のサイジング ガイドラインを説明します。

Cisco CSP 5000 は、Intel x86 と KVM ハイパーバイザーをベースとする NFV プラットフォームです。コントローラおよびサービス エンジンは、Cisco CSP 5000 に展開できます。

Cisco CSP 5000 への NSX Advanced Load Balancer サービス エンジンの展開

NSX Advanced Load Balancer サービス エンジン (SE) は、Cisco CSP 上に仮想マシン (VM) として展開されます。SE のパフォーマンスは、SE 仮想マシンあたりの vCPU の数(スループットと SSL TPS の場合)とメモリ(同時接続の場合)によって異なります。最適なパフォーマンスを実現するには、SE 仮想マシンを SRIOV を有効にした Cisco CSP に展開する必要があります。

次の表に、CSP のコア割り当ての概要を示します。

CSP モデル

利用可能な合計コア数

OS 用に予約されたコア数

利用可能なコア数

CSP 5216

16

2

14

CSP 5228

28

4

24

CSP 5436

36

4

32

CSP 5444

44

4

40

CSP 5436

56

4

52

Cisco CSP 5000 での NSX Advanced Load Balancer SE のパフォーマンス

次の表に、Cisco CSP(Intel(R) Xeon(R) Gold 6152 CPU @ 2.10GHz 搭載、ハイパースレッディング無効、SRIOV を有効にした 10 Gbps NIC 搭載)での SE のパフォーマンスの概要を示します。

L4 パフォーマンス

L7 パフォーマンス

SE 仮想マシン サイズ

CPS

スループット

RPS

スループット

2 vCPU、4 Gig(専用ディスパッチャーなし)

60000

7 Gbps

100000

7 Gbps

4 vCPU、4 Gig(専用ディスパッチャー)

125000

9 Gbps

175000

8.5 Gbps

8 vCPU、8 Gig(専用ディスパッチャー)

150000

9 Gbps

350000

9 Gbps

L7 SSL パフォーマンス (ECC)

L7 SSL パフォーマンス (RSA)

SE 仮想マシン サイズ

CPS

スループット

RPS

スループット

2 vCPU、4 Gig(専用ディスパッチャーなし)

4000

3 Gbps

1500

3 Gbps

4 vCPU、4 Gig(専用ディスパッチャー)

9000

5 Gbps

3200

5 Gbps

8 vCPU、8 Gig(専用ディスパッチャー)

18000

9 Gbps

7000

9 Gbps

注:
  • 一般に、SSL/TLS のパフォーマンス(スループットと TPS の両方)は、vCPU の数によって直線的に拡張されます。たとえば、4 個の vCPU を備えた SE は、上記の表に示されたキャパシティの 2 倍のパフォーマンスを提供できます。

  • 専用のディスパッチャー CPU:このオプションを選択すると、データ ネットワークとの間でパケットの送受信を処理するコアがディスパッチ機能専用になります。このオプションは、3 個以上の vCPU を備えた SE に最も適しています。

推奨される Cisco CSP 5000 の仕様

さまざまな展開シナリオで推奨される Cisco CSP 5000 の仕様を次に示します。

スケール

CSP モデル

メモリ

ストレージ

NIC

NSX Advanced Load Balancer SE の最大パフォーマンス

極小

CSP5216

256 GB

3 TB SSD

40G NIC x 1

20 Gbps SSL 25K SSL TPS

CSP5228

256 GB

3 TB SSD

40G NIC x 1

30 Gbps SSL 50K SSL TPS

CSP5436

256 GB

3 TB SSD

40G NIC x 2

40 Gbps SSL 70K SSL TPS

CSP5444

512 GB

6 TB SSD

40G NIC x 2

50 Gbps SSL 90K SSL TPS

極大

CSP5456

512 GB

6 TB SSD

40G NIC x 2

65 Gbps SSL 115K SSL TPS

サービス エンジンでの論理インターフェイスの作成

次の表に、SE で作成できる論理インターフェイスを示します。

論理インターフェイス

制限

NSX Advanced Load Balancer の SE VNF に接続される vNIC の最大数

23(このうち、vNIC0 が NSX Advanced Load Balancer SE 管理に使用される)

NSX Advanced Load Balancer SE 上の VLAN の最大数

200

SRIOV パススルー インターフェイスあたりの VLAN の最大数

64