このセクションでは、NSX Advanced Load Balancer Controller イメージの作成について説明します。
コントローラ イメージを作成するには、次の手順を実行します。
手順
- GCP 用のコントローラ イメージを NSX Advanced Load Balancer Networks お客様ポータルからダウンロードします。
- 以下のように、SE イメージをアップロードするために GCP ストレージ プロジェクトに新しいバケットを作成します。
既存のバケットを再利用するには、以下の手順をスキップして、手順 3 に進みます。
注:このバケットは、Google Compute Engine にコントローラ イメージが正しく作成されると、削除されます。
- [GCP コンソール] で、[Cloud Storage] > [バケット] の順に移動します。[作成] をクリックします。
- バケットの名前を指定します。
- [データの保存場所の選択] をクリックします。この永続的な選択肢は、データの地理的配置を定義し、コスト、パフォーマンス、可用性に影響します。これに従ってコントローラ仮想マシンを作成する場所を選択します。使用可能なオプションは、[マルチリージョン]、[デュアル リージョン]、[リージョン] です。
- [データのストレージ クラスを選択する] をクリックします。ストレージ クラスは、アップタイムの差を最小限に抑えながら、ストレージ、取得、および操作のコストを設定します。オブジェクトを自動的に管理するか、データの保存期間とワークロードまたはユースケースに基づいてデフォルトのストレージ クラスを指定するかを選択します。
- [オブジェクトへのアクセスを制御する方法を選択する] をクリックします。
- [オブジェクト データを保護する方法を選択] をクリックして、データの損失を防ぎます。オブジェクトのバージョン管理ポリシーと保持ポリシーを一緒に使用することはできません。
- [作成] をクリックします。
- 作成した Google Cloud Storage (GCS) バケットにコントローラ イメージ gcp_controller.tar.gz をアップロードします。これは、コントローラの Google Compute Engine イメージのソースになります。この操作は、GCP コンソールまたは CLI を使用して実行できます。
GCP コンソールを使用してイメージをアップロードするには、次の手順を実行します。
[GCP コンソール] で、[Cloud Storage] > [バケット] の順に移動します。
GCS に作成したバケットを選択します。
[ファイルをアップロード] をクリックし、gcp_controller.tar.gz ファイルを選択してバケットにアップロードします。
GCP CLI を使用してイメージをアップロードするには、次の手順を実行します。
gsutil ツールをダウンロードしてインストールします。
次のコマンドを使用して、gcp_controller.tar.gz をバケットにアップロードします。
$ gsutil cp gcp_controller.tar.gz gs://avi-demo-bucket Copying file://gcp_controller.tar.gz [Content-Type=application/x-tar]... - [1 files][ 2.7 GiB/ 2.7 GiB] 29.3 MiB/s Operation completed over 1 objects/2.7 GiB.
次のように、NSX Advanced Load Balancer お客様ポータルで利用可能な gcp_controller.tar.gz.md5 ファイルを使用して、バケットにアップロードしたファイルの MD5 ハッシュを検証します。
$ cat gcp_controller.tar.gz.md5 5c4a4f35eea1a0bd97409fbfe6d90188 $ gsutil hash -mh gs://avi-demo-bucket/gcp_controller.tar.gz Hashes [hex] for gcp_controller.tar.gz: Hash (md5): <value>
- バケットにアップロードしたイメージを使用して、Google Compute Engine でイメージを作成します。
- NSX Advanced Load Balancer Controller のインストール先となる任意の GCP プロジェクト、またはイメージをコントローラ プロジェクトと共有できる他のプロジェクトにイメージを作成します。この操作は、GCP コンソールまたは
gcloud
ツールを使用して実行できます。GCP コンソールを使用してイメージを作成するには、次の手順を実行します。
[GCP コンソール]で、[Compute Engine][イメージ] の順に移動します。
[イメージの作成] をクリックします。
[名前] を入力します。
[ソース] で [Cloud Storage ファイル] オプションを選択します。
[バケット] で、アップロードした gcp_controller.tar.gz ファイルを選択します。
場所を [マルチリージョン] または [リージョン] として選択します。
[ラベルの追加] をクリックして、キーの詳細を追加します。
暗号化キー管理ソリューションを選択します。
[作成] をクリックします。
gcloud ツールを使用してイメージを作成するには、次のようにします。
$ gcloud compute images create avi-controller --project=controller-project --description="Avi Controller Image" --source-uri=https://storage.googleapis.com/avi-demo-bucket/gcp_controller.tar.gz Created [https://www.googleapis.com/compute/v1/projects/controller-project/global/images/avi-controller]. NAME PROJECT FAMILY DEPRECATED STATUS avi-controller controller-project READY
- GCS で作成したオブジェクトとバケットは、もう必要ないため、削除します。
- NSX Advanced Load Balancer Controller のインストール先となる任意の GCP プロジェクト、またはイメージをコントローラ プロジェクトと共有できる他のプロジェクトにイメージを作成します。この操作は、GCP コンソールまたは