このセクションでは、SE の OVA を展開するために必要な手順について説明します。
vCenter Server の上部のメニューで ファイル をクリックし、OVF テンプレートの展開 を選択します。
OVA テンプレートの展開 ウィザードの手順に従います。
ディスク フォーマットとして [シック プロビジョニング (Lazy Zeroed)] を選択します。
Avi SE ネットワーク接続のポート グループを選択します。Avi SE には 10 個の vNIC があります。最初の vNIC を管理ネットワークに接続します。他の vNIC をそれぞれのデータ ネットワークに接続します。
管理接続の場合は、Avi SE が Avi Controller と通信できるポート グループを選択します。Avi SE は最大 9 つのデータ ネットワークに接続できます。各送信元ネットワークの宛先ネットワークでポート グループを選択します。このポート グループで、仮想サービスとプールをホストできます。Avi Controller は、Avi SE のデータ vNIC が仮想サービスおよびプール ネットワークに接続されるものと予期します。
Avi Controller の IP アドレスを指定します。
Avi Controller の認証トークン キーを入力します。
Avi Controller にログインします。
[インフラストラクチャ] > [クラウド] の順に移動して、鍵アイコンをクリックして認証トークン キーを表示します。
認証トークンをコピーします。
認証トークン キーを Avi の [認証トークン] フィールドに貼り付けます。
管理 IP アドレスとデフォルト ゲートウェイを指定します。DHCP の場合は、このフィールドを空白のままにします。
22.1.3 以降、Avi は IPv6 をサポートし、IPv6 を介したコントローラとサービス エンジン間の管理プレーンと通信をサポートします。サービス エンジンの OVF プロパティでは、IPv6 アドレスに次のフィールドが追加されます。
avi.mgmt-ip-v6.SE:管理インターフェイスの IPv6 アドレス
avi.mgmt-mask-v6.SE:管理インターフェイスの IPv6 サブネット マスク
default-gw-v6.SE:サービス エンジンのデフォルト IPv6 ゲートウェイ。
サービス エンジンが、SE_SECURE_CHANNEL ラベルが設定されたセカンダリ インターフェイスの IPv6 管理 IP アドレスを持つコントローラに接続するときに、前述のフィールドに IPv6 アドレスを入力します。サービス エンジン管理インターフェイスには、IPv4、IPv6、またはデュアル スタックを使用できます。
[仮想マシン プロパティ] メニューで、仮想サービス ネットワークおよびプール ネットワークにアクセスするために必要な Avi SE データ vNIC をポート グループに接続します。使用しない vNIC は未接続のままにしてください。
(アクセスなしモードの場合のみ)次の情報を書き留めます。
vNIC の MAC アドレス
ポート グループの IP サブネット
コントローラは vCenter Server にアクセスできないため、Avi SE のインターフェイス名を VMware のインターフェイス名に関連付けられないので、この情報を使用して Avi SE インターフェイスが識別されます。
仮想マシンをパワーオンします。
少なくともさらに 1 つのサービス エンジンについて、上記の手順を繰り返します。デフォルトでは、仮想サービスを展開するには 2 つの Avi SE が必要です。