このセクションでは、NSX Advanced Load Balancer を展開する前に考慮する必要があるさまざまな GCP プロジェクトについて説明します。
GCP プロジェクトの選択
Google Cloud で NSX Advanced Load Balancer をプロビジョニングするには、GCP プロジェクトでコントローラと SE を作成する場所を選択する必要があります。
GCP プロジェクトは次のように分類されます。
コントローラ プロジェクト
コントローラ プロジェクトは、コントローラの作成に使用されます。
このプロジェクトは、コントローラが GCP にある場合にのみ必要です。
サービス エンジン プロジェクト
このプロジェクトには、サービス エンジンが含まれます。このプロジェクトでは、次のリソースが作成されます。
サービス エンジン イメージ
サービス エンジン仮想マシン
ネットワーク ロード バランサ(パブリック仮想 IP (VIP) が構成される場合)
ネットワーク プロジェクト
ネットワーク プロジェクトは、GCP Virtual Private Cloud (VPC) を含み、次のために使用されます。
サービス エンジン仮想マシンの管理およびデータ NIC 用に、IP アドレスを割り当てます。
VIP のルートを作成します。
ファイアウォール ルールを作成します。
ストレージ プロジェクト
このプロジェクトは、Google Cloud Storage (GCS) のバケットとオブジェクトを作成するために必要です。
サービス エンジン イメージは、このプロジェクトのバケットにアップロードされます。
GCP でイメージが作成されると、バケットは削除されます。
リストされたプロジェクトは、展開トポロジに応じて、同じ GCP プロジェクトに含めることも、異なるプロジェクトに含めることもできます。