サービス エンジンを展開するには、次の手順を実行します。
手順
- NSX Advanced Load Balancer ユーザー インターフェイスから、[インフラストラクチャ] > [クラウド] の順に移動します。
- 右側に表示される [ダウンロード] アイコンをクリックします。
- [SE イメージのタイプ] で [qcow2] を選択します。新しい SE イメージがコントローラによって作成されます。この処理は、ディスクのパフォーマンスによっては数分かかることがあります。イメージが作成されると、自動的にブラウザにダウンロードされます。
- [インフラストラクチャ] > [クラウド] の順に移動して、鍵アイコンをクリックして新しいトークンを生成します。トークンをコピーします。このトークンは、次の手順の最後で使用します。
注:
新しい SE はコントローラで認証される必要があります。そのためには、コントローラによって生成され、SE に配置された有効なトークンを提示します。このトークンは、1 回のみ使用することができ、1 時間以内に使用しない場合は期限切れになります。
- Prism を使用して SE 仮想マシンを作成します。
-
vCPU:1
-
vCPU あたりのコア数:2
-
メモリ:2 GB
-
ディスク:
-
CD-ROM の取り出し
-
ディスクの追加:操作:イメージからクローン作成
-
サービス イメージ:SE イメージ名を選択
-
サイズ:10 GB
-
-
ネットワーク アダプタ:
-
コントローラで使用する管理ネットワークに NIC を 1 つ作成します。この NIC は管理用に予約されます。
-
必要に応じて、トラフィックのロード バランシングのためにクライアントおよびサーバ ネットワークにアクセスする NIC を追加で作成します。
注:管理ネットワークをトラフィックのロード バランシングに使用することもできますが、その場合、そのネットワーク用に 2 つ目の NIC を構成することが必要になります。
-
-
カスタム スクリプト:このセクションには、次の情報を貼り付けます。この情報は、コントローラの IP アドレス、および提示される必要がある認証トークンを SE に伝えるのに使用されます。認証トークンは生成済みです。
AVICNTRL: [Controller IP address] AVICNTRL_AUTHTOKEN: [Auth token]
注:NSX Advanced Load Balancer では、Nutanix Acropolis でアクセス権なしのクラウドがサポートされています。
コントローラの IP アドレスと認証トークンの他に、次の属性の値を指定します。
-
SE のデフォルト ゲートウェイ
-
SE の管理 IP アドレス
-
SE の管理 IP アドレスのサブネット マスク
AVICNTRL: [Controller IP address] AVICNTRL_AUTHTOKEN: [Auth token] avi.default-gw.SE: [SE Default Gateway] avi.mgmt-ip.SE: [SE Management IP] avi.mgmt-mask.SE: [SE Management IP mask]
-
- SE 仮想マシンをパワーオンします。
- SE とコントローラ間の接続を確認するには、[インフラストラクチャ] > [ダッシュボード] に移動して、SE アイコンをチェックします。
- 必要に応じて、以上の手順を繰り返し、追加の SE を作成します。