このドキュメントでは、Controller クラスタ IP を構成する手順について詳しく説明します。

Controller クラスタ IP を構成するには、次の手順を実行します。

手順

  1. [管理] > [コントローラ] > [ノード] > [編集] の順に移動します。
  2. [Controller クラスタ IP] フィールドに、仮想 IP アドレスを指定します。
  3. [クラスタ ノード] で、コントローラ仮想マシンの [ノードの IP アドレス][ホスト名][パスワード]、および [パブリック IP アドレス] またはホスト名を入力します。

    [コントローラ構成の編集] 画面が表示されます。

    注:

    既存の 2 ノードまたは 3 ノードのクラスタ構成の場合、クラスタ IP 構成画面から Controller クラスタ IP を変更するには、既存のクラスタ IP を削除してから、新しいクラスタ IP を追加します。

  4. NSX Advanced Load Balancer 22.1.3 以降では、次のユーザー インターフェイスを使用できます。
    1. [管理] > [コントローラ] > [ノード] の順に移動します。
    2. [編集] をクリックします。[クラスタの編集] 画面が表示されます。

    3. [クラスタ ノード][追加] をクリックし、[ノード IP][ホスト名][パスワード][パブリック IP アドレス] を追加します。

    1. [保存] をクリックします。

結果

Controller クラスタ IP アドレスは、リーダー ノードのプライマリ NIC でサブインターフェイスとしてプログラミングされ、コントローラ ノードと同じサブネットに含める必要があります。フェイルオーバーが発生すると、この IP は新しいリーダーのプライマリ NIC で再プログラミングされます。

10.146.3.2 は、3 ノード クラスタのリーダーにプログラミングされた Controller クラスタ IP です。

admin@demo-gcp-fa-cluster-node-1:~$ ip a
2: eth0: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1460 qdisc mq state UP group default qlen 1000
link/ether 42:01:0a:92:03:1c brd ff:ff:ff:ff:ff:ff
inet 10.146.3.28/32 brd 10.146.3.28 scope global eth0
valid_lft forever preferred_lft forever
inet 10.146.3.2/32 scope global eth0:1
valid_lft forever preferred_lft forever
inet6 fe80::4001:aff:fe92:31c/64 scope link
valid_lft forever preferred_lft forever