NSX Advanced Load Balancer を Azure クラウドと統合して、Azure クラウド内のインスタンスで実行されているアプリケーションに DNS サービスを提供します。Azure DNS は、パブリック IP アドレスでのみサポートされます。このセクションでは、NSX Advanced Load Balancer と統合された Azure クラウドで DNS を構成するための Azure DNS と Amazon Route 53 との統合 オプションについて説明します。

Azure DNS プロファイルを構成するには、次の手順を実行します。

手順

  1. [テンプレート] > [プロファイル] > [IP アドレス管理/DNS プロファイル] の順に移動し、[作成] をクリックします。プロファイルに関連する名前を指定し、[タイプ] のドロップダウン メニューから [Azure DNS] を選択します。
  2. [サブスクリプション ID] フィールドに、Azure サブスクリプション ID を提供します。
  3. 次のいずれかの認証情報を選択して、Azure を DNS プロバイダとして構成します。
    1. [ユーザー名/パスワードの使用] 認証情報:

      フィールド

      説明

      [ユーザー名]

      Azure サブスクリプションのユーザー名を入力します。

      [パスワード]

      入力したユーザー名と関連付けられているパスワードを入力します。

      [テナント]

      Azure サブスクリプションと関連付けられているテナントまたは Active Directory を入力します。

    2. [アプリケーション ID の使用] 認証情報:

      フィールド

      説明

      [アプリケーション ID]

      NSX Advanced Load Balancer Controller 用に作成されたアプリケーション ID を入力します。

      [認証キー]

      NSX Advanced Load Balancer Controller アプリケーション用に作成された認証トークンを入力します。

      [テナント ID]

      Azure サブスクリプションと関連付けられているテナント ID を入力します。

  4. [次へ] をクリックして残りのプロファイル設定を構成します。
    オプション 説明

    [Azure 仮想ネットワーク (VNET)]

    ドロップダウン メニューをクリックして、仮想 IP アドレスをホストする Azure 仮想ネットワークを選択します。

    [リソース グループ]

    ドロップダウン リストをクリックして、NSX Advanced Load Balancer Controller 専用の Azure リソース グループを選択します。コントローラは、このリソース グループ内にすべてのリソースを作成します。

    [使用可能なドメインの追加]

    必要に応じて、特定のドメインを入力します。

  5. [保存] をクリックして、構成を完了します。