注:

このセクションは、静的 IP アドレスの割り当てにのみ適用されます。

VMware Cloud に展開された各 Avi SE には、10 個の vNIC があります。最初の vNIC は、Avi SE が Avi Controller と通信する管理 vNIC です。他の vNIC はデータ vNIC であり、エンド ユーザー トラフィックに使用されます。

Avi SE を起動すると、Avi Controller は、初期構成中に指定された管理ネットワークに Avi SE の管理 vNIC を接続します。次に、Avi Controller は、仮想サービスの IP アドレスとプール構成に従って、データ vNIC を仮想サービス ネットワークに接続します。

Avi Controller は、ポート グループを IP アドレス サブネットにマッピングするテーブルを構築します。この表を使用して、Avi Controller は Avi SE データ vNIC を仮想サービス ネットワークとプールに一致するポート グループに接続します。

データ vNIC がポート グループに接続されたら、IP アドレスを割り当てる必要があります。静的割り当ての場合は、IP アドレスの範囲を該当するポート グループに割り当てます。Avi Controller は、指定された範囲から IP アドレスを選択し、ポート グループに接続されているデータ vNIC にアドレスを追加します。

次の手順に従って、Avi サービス エンジンをホストするネットワークの IP アドレス プールを構成します。

  1. [インフラストラクチャ] > [クラウド] > [デフォルト クラウド] の順に移動します。編集アイコンをクリックします。[デフォルト クラウド] ウィンドウの [ネットワーク] タブを選択します。

  2. 図 1.
  3. DHCP サービスが使用できないポート グループと IP サブネットを検索します。

  4. 編集アイコンをクリックして、ポート グループを選択します。

  5. [ネットワーク IP アドレス管理] の下の [静的] を選択します。

  6. 編集アイコンをクリックして、[IP サブネット] を選択します。

  7. 静的 IP アドレスまたは IP アドレスの範囲を入力します。

    図 2.