AWS Commercial Cloud Services を使用すると、すべての分類レベル(未分類、機密、シークレット、トップ シークレット)にわたる商用クラウド機能を持つ米国インテリジェンス コミュニティが有効になります。この目的のために、AWS シークレット リージョンが使用されます。NSX Advanced Load Balancer は、AWS C2S を介した AWS シークレット リージョンでのアプリケーションの提供とロード バランシングをサポートします。

AWS C2S の詳細については、次を参照してください。

前提条件

AWS C2S を NSX Advanced Load Balancer と統合するには、「Amazon Web Services への NSX Advanced Load Balancer のインストール」セクションで指定されている前提条件に加えて、次の AWS C2S 固有のファイルが必要です。次の 2 つのファイルは AWS から取得する必要があります。

  • endpoints.json

  • ca-chain.cert.pem:C2S に関連付けられた証明書バンドル

C2S への NSX Advanced Load Balancer のインストール

  • NSX Advanced Load Balancer Controller の展開。

  • Controller が展開されたら、SSH アクセスを介して Controller にログインします。

  • 次のファイルの Controller へのコピー

    • nodeendpoints.json:これは AWS から取得する必要があります。

    • ca-chain.cert.pem

  • ファイルへのパスを指定して /opt/avi/scripts/copy_endpoints_and_certificates.py スクリプトを実行します。次の例では、ファイルが管理者ユーザーのホーム ディレクトリにコピーされます。

admin@controller:~$ sudo /opt/avi/scripts/copy_endpoints_and_certificate.py --ca-bundle &lt<path to certificate bundle&gt< --endpoints-path <path to endpoints.json&gt
 admin@controller:~$ sudo /opt/avi/scripts/copy_endpoints_and_certificate.py --ca-bundle /home/admin/ca-chain.cert.pem --endpoints-path /home/admin/endpoints.json
  • スクリプトはファイルを適切な場所にコピーします。sudo ls /etc/c2s/ コマンドを使用して、ファイルの最終的な場所を確認します。次に示すように、ファイルは /etc/c2s ディレクトリにコピーされます。

admin@controller:~$ sudo ls /etc/c2s/  
ca-chain.cert.pem endpoints.json 
  • AWS Cloud を構成するには、残りの手順に従います。

注:

NSX Advanced Load Balancer Controller クラスタの場合は、クラスタ内の各 Controller ノードで上記を実行する必要があります。