このセクションでは、コントローラのハードウェア要件について説明します。

手順

  1. BIOS の CPU 構成でインテル バーチャライゼーション テクノロジー (Intel VT-d) が有効になっていることを確認します。起動時に BIOS 設定で有効にすることができます。[BIOS 設定] > [CPU 構成] の順に移動します。[インテル バーチャライゼーション テクノロジー (Intel VT-d)] オプションを有効にします。システムが起動したら、lscpu または grep コマンドを実行して、仮想化サポートが有効になっているかどうかを確認します。
    lscpu | egrep Virtualization 
    Virtualization: VT-x 

    そうすることで、VT-d が確実に有効になります。

     $ egrep -o '(vmx|svm)' /proc/cpuinfo | sort | uniq 
     vmx
  2. BIOS で PCI の SR-IOV サポートが有効になっていることを確認します。起動時に BIOS 設定で有効にすることもできます。
  3. grub config [/etc/default/grub] に intel_iommu=on in GRUB_CMDLINE_LINUX ステートメントを追加します。Ubuntu ディストリビューションの場合は sudo update-grub を使用し、その他の場合は grub2-mkconfig -o /boot/grub2/grub.cfg を使用して、grub config をリビルドします。cat /proc/cmdline output で、結果を確認します。