このセクションでは、ユーザー インターフェイスおよび CLI を使用して SE トラフィックをキャプチャする手順について説明します。

ユーザー インターフェイスを使用したサービス エンジン トラフィックのキャプチャ

ユーザー インターフェイスを使用してサービス エンジン トラフィックをキャプチャする手順を次に示します。

  1. [インフラストラクチャ] > [クラウド リソース] > [サービス エンジン] の順に移動します。必要なクラウドを [クラウドの選択] ドロップダウンから選択し、SE の 1 つを選択します。[トラフィック キャプチャ] タブには、現在進行中のキャプチャに定義されているパラメータが表示されます。



  2. [キャプチャの開始] をクリックします。



選択したサービス エンジンが [サービス エンジン] フィールドに表示されます。

次の表に、[キャプチャするフィルタ] の詳細を示します。

[すべてのトラフィック]

すべてのトラフィックをキャプチャするには、このオプションを選択します。

[クライアント IP アドレスを入力]

クライアント IP アドレスを入力するには、このオプションを選択します。

[パケット キャプチャのタイプ]

ドロップダウン リストからパケット キャプチャのタイプを選択します。SE PCAP タイプの詳細については、「SE PCAP タイプ」を参照してください。

[ポート]

送信元ポート、宛先の開始ポート、終了ポートの詳細を指定します。

[パケット]

  • [パケット サイズ] – キャプチャする各パケットのバイト数を指定します。パケット全体をキャプチャするには、0 を使用します。

  • [ファイル サイズのキャプチャ] – 最大ファイル サイズを指定します。デフォルト サイズの場合は、0 に設定します。

  • [ファイル数] – SE pcap ファイルのローテーションを維持するファイルの数を指定します。

完了したキャプチャ

キャプチャが完了すると、コントローラは複数の SE のデータを照合し、データを pcap ファイル形式にします。これらのキャプチャは、ユーザー インターフェイスの [完了したキャプチャ] セクションに表示されます。

テーブルには、キャプチャされた [日付][サービス エンジン名]、および [パケットのサイズ] が表示されます。キャプチャは、表の右端の列にあるアイコンを使用して pcap 形式でダウンロードすることでエクスポートできます。キャプチャ ファイルは、Wireshark などの一般的なトラフィック キャプチャ ユーティリティを使用して表示できます。

CLI を使用したサービス エンジン トラフィックのキャプチャ

NSX Advanced Load Balancer CLI を使用してシェルにログインし、SE のパケット キャプチャ サブモードに切り替えます。

次の debug serviceengine <SE IP address> コマンドを使用して、パケット キャプチャを開始します。

[admin:cntrl1]: > debug serviceengine 10.10.22.107
Updating an existing object. Currently, the object is:
+------------+--------------------------+
| Field      | Value                    |
+------------+--------------------------+
| uuid       | se-10.10.22.107-avitag-1 |
| name       | 10.10.22.107             |
| tenant_ref | admin                    |
+------------+--------------------------+