定期的に、NSX Advanced Load Balancer サービス エンジンは広範のメトリックの値を収集し、NSX Advanced Load Balancer Controller に送信します。次に、コントローラはこれらのメトリック値を複数のバケットに集約します。

メトリックのタイプの詳細については、「メトリック リスト」を参照してください。

メトリック収集の頻度は、仮想サービスの分析設定に基づく設定によって決まります。あまり頻繁でない 5 分間隔のような設定もあれば、頻繁な 5 秒間隔のような設定もあります。SE によって DDoS イベントが検出されると、SE は、次のポーリング間隔までデータをローカルに保存するのではなく、攻撃に関する情報をただちにコントローラに送信します。

次の表に、Web インターフェイスでメトリック データを表示できる増分を示します。増分ごとのデータの粒度と保持期間も一覧表示されます。

注:

メトリックの増分

データの粒度

保持期間

リアルタイム*

5 秒

1 時間

過去 6 時間

5 分

1 日

過去 1 日

5 分

1 日

過去 1 週間

1 時間おき

1 週間

過去 1 か月

1 日おき

1 年

過去 1 四半期

1 日おき

1 年

過去 1 年

1 日おき

1 年おき

注:

仮想サービスの存続期間の最初の 30 分間は、リアルタイム メトリックがデフォルトで有効になります。最初の 30 分の後、リソースを節約するためにリアルタイム メトリックは無効になります。リアルタイム メトリックはいつでも手動で再度有効にできます。