次のセクションでは、WAF ログ分析について詳しく説明します。
ログのフィールド
WAF ログ エントリのフィールドは次のとおりです。
Timestamp
:ログのキャプチャ時間。WAF
:WAF 評価の結果。詳細については、「WAF の状態」セクションを参照してください。Client IP
:クライアントの IP アドレス。URI
:評価されたトラフィックの URL。Request
:要求タイプ。Response
:応答コード。Length
:レスポンス本文のサイズ。Duration/Timeline
:トラフィックの期間。
WAF の状態
WAF [ログ] エントリのこの列は、WAF 評価の結果を参照します。考えられる結果は次のとおりです。
REJECTED
:ポリシーは適用モードで、要求は拒否されました。FLAGGED
:ポリシーは検出モードであり、要求はログに記録されましたが、拒否されませんでした。PASSED
:要求は一致なしで WAF ポリシーにパスしました。-
:要求は WAF によって評価されませんでした。BYPASSED
:要求が許可リストと一致し、バイパスされました。
ログの推奨事項は、誤検出がある場合の修正に役立ちます。これらの推奨事項は、REJECTED
または FLAGGED
の各ログ エントリに対応しています。
システムは、誤検出を回避するのに役立つ方法を提案する推奨事項を生成します。ただし、ログ エントリが誤検出を表すかどうかの判断は完全にユーザーの裁量に任されています。
詳細なログ情報
各ログ エントリの最後にある [+] 記号をクリックすると、パネルが展開され、詳細が表示されます。
[重要度]:WAF ポリシーの一致を示します。
これは、一致する WAF ポリシーの最初のインジケータであり、要求が拒否されたかどうかを示しません。
[WAF 応答時間]:4 つのすべての WAF 評価フェーズの実行時間を表示します。
[WAF ヒット]:一致したルールを表示します。一致したすべてのルールには、次のフィールドで構成されるエントリが含まれます。
[グループ名]
[ルール名]
[ルール ID]
[ルール メッセージ]
[一致した要求または応答の一部と、問題のある文字列]
[一致フェーズ]
ルールに割り当てられた [タグ]
[例外の追加]:[WAF ヒット] セクションで、[+ 例外の追加] をクリックして、誤検出修正の例外を作成します。
例外は、グループまたはルール レベルで作成できます。作成された例外はただちに有効になります。