NCP 4.1.2 以降

migrate-mp2p-job.yaml の構成マップ nsx-ncp-migrate-mp2p-user-spec を編集して、キー「k8s-clusters」の下に Kubernetes クラスタの名前を指定します。次はその例です。
apiVersion: v1
kind: ConfigMap
metadata:
  name: nsx-ncp-migrate-mp2p-user-spec
  namespace: nsx-system
  labels:
    tier: nsx-networking
    component: nsx-ncp-migrate-mp2p
    version: v1
data:
  user_spec.yaml: |-
    k8s-clusters:
      k8scluster:
        my-kubernetes-cluster: <------- Specify the cluster name here

NCP 4.1.1.x 以前

共有リソースを移行したら、Kubernetes クラスタを移行できます。

user-spec.yaml の編集

user-spec.yaml で、次のように指定します。
  • クラスタの最上位層ルーター ID とタイプ。
  • リソースのインポート プロセスでインポートする必要があるカスタム リソース。たとえば、ネームスペースのリソースの一部としてインポートする NAT ルールのマネージャ ID を指定できます。詳細については、 カスタム リソース を参照してください。NCP によって作成されたリソースにリソースを手動で作成していない限り、ここでは何も行う必要はありません。例:NCP で作成した Tier-1 ルーターにスタティック ルートを追加しました。
  • lb-service-mp-id として作成された lb-service のマネージャ ID。構成されている場合、NCP でデフォルトで使用される lb-service をインポートします。これは、NCP 仕様 (ncp.ini) のlb_serviceと同じリソースです。使用しない場合、指定する必要はありません。

user-spec.yaml に指定されている場合でも、インポートされるのは config.yaml で指定された Kubernetes クラスタだけです。

Kubernetes クラスタのインポート手順

  1. config.yaml に適切な情報を入力し、 import_shared_resources_only を False に設定します。config.yaml のサンプルを参照してください。
  2. user-spec.yaml に Kubernetes クラスタ情報を入力します。user-spec.yaml のサンプルを参照してください。
  3. 構成ファイルまたはコマンド ライン引数を使用して mp_to_policy_importer を実行します。次はその例です。
    python3 mp_to_policy_importer.py --config-file config.yaml

user-spec.yaml に指定されている場合でも、インポートされるのは config.yaml で指定された Kubernetes クラスタだけです。