ユニバーサル セグメント ID プールでは、論理ネットワーク セグメントの構築時に使用する範囲を指定します。Cross-vCenter NSX デプロイでは、すべてのセカンダリ NSX Manager でユニバーサル論理スイッチの VXLAN ネットワーク識別子 (VNI) が一致するように、一意のユニバーサル セグメント ID プールが使用されます。

ユニバーサル セグメント ID は、プライマリ NSX Manager で一度定義されると、すべてのセカンダリ NSX Manager と同期します。ユニバーサル セグメント ID 範囲によって、作成できるユニバーサル論理スイッチの数が決まります。セグメント ID 範囲は、Cross-vCenter NSX デプロイで使用するすべての NSX Manager で一意である必要があります。次の例では、今後のスケーラビリティを確保するために、上位の範囲が使用されています。

手順

  1. vSphere Web Client で、[ホーム (Home)] > [Networking and Security (Networking & Security)] > [インストール手順 (Installation)] に移動し、[論理ネットワークの準備 (Logical Network Preparation)] タブを選択します。
  2. [セグメント ID (Segment ID)] > [編集 (Edit)] をクリックします。
  3. ユニバーサル セグメント ID の範囲(900000-909999 など)を入力します。
    注:

    これが、ユニバーサル論理スイッチで使用される ID の範囲になります。ユニバーサル セグメント ID プールは、Cross-vCenter NSX デプロイで使用されるすべての NSX Manager で一意である必要があります。

  4. いずれかのトランスポート ゾーンでマルチキャストまたはハイブリッドのレプリケーション モードを使用する場合、[ユニバーサル マルチキャスト アドレス指定の有効化 (Enable Universal multicast addressing)] を選択し、ユニバーサル マルチキャスト アドレスまたはユニバーサル マルチキャスト アドレスの範囲を入力します。
    警告:

    Cross-vCenter NSX 環境でハイブリッド モードを選択する場合、指定するマルチキャスト アドレスが、環境内の NSX Manager 上で割り当てられた他のどのマルチキャスト アドレスとも競合しないようにする必要があります。

    マルチキャスト アドレスの範囲を指定すると、ネットワーク全体にトラフィックが拡散し、1 つのマルチキャスト アドレスが過負荷に陥るのを防ぐことができ、適切な BUM レプリケーションが含まれるようになります。推奨されるマルチキャスト アドレス範囲は、239.0.1.0/24 で始まり、239.128.0.0/24 が除外されます。

    239.0.0.0/24 または 239.128.0.0/24 をマルチキャスト アドレス範囲として使用しないでください。これは、これらのネットワークがローカル サブネット制御に使用されるため、つまりこれらのアドレスを使用するすべてのトラフィックが物理スイッチからフラッディングされるためです。使用できないマルチキャスト アドレスの詳細については、https://tools.ietf.org/html/draft-ietf-mboned-ipv4-mcast-unusable-01を参照してください。

タスクの結果

ユニバーサル論理スイッチを構成した後で、各ユニバーサル論理スイッチは、プールからユニバーサル セグメント ID を受け取ります。