NSX に正常にアップグレードするには、リリース ノートでアップグレードの問題を確認し、正しいアップグレード手順を実行していて、インフラストラクチャがアップグレードに適切に準備されていることを確認します。次のガイドラインは、アップグレード前のチェックリストとして使用できます。

警告:

ダウングレードはサポートされない:

  • アップグレードの前に、必ず NSX Manager をバックアップしてください。

  • NSX Manager が正常にアップグレードされたあとは、NSX をダウングレードできません。

アップグレードは、企業で定められているメンテナンス期間中に実施することをお勧めします。

次のガイドラインは、アップグレード前のチェックリストとして使用できます。

  1. vCloud Networking and Security のバージョンが 5.5 であることを確認します。このバージョンでない場合は、『vShield インストールとアップグレード ガイド』バージョン 5.5 を参照して、アップグレードの手順を確認してください。

  2. 必要なポートがすべて開いていることを確認します。NSX で必要となるポートおよびプロトコルを参照してください。

  3. vSphere Distributed Switch のアップリンク ポート名情報を取得できることを確認します。https://kb.vmware.com/kb/2129200を参照してください。

  4. vShield Endpoint パートナーのサービスを展開している場合は、アップグレードを行う前に互換性を確認します。

    • ほとんどの場合、パートナー ソリューションに影響を与えることなく、vCloud Networking and Security を NSX にアップグレードできます。ただし、アップグレードする NSX のバージョンと、パートナー ソリューションとの間に互換性がない場合、NSX をアップグレードする前に、パートナー ソリューションを互換性のあるバージョンにアップグレードする必要があります。

    • VMware 互換性ガイドでネットワークとセキュリティについて確認します。http://www.vmware.com/resources/compatibility/search.php?deviceCategory=securityを参照してください。

    • パートナーのドキュメントで、互換性とアップグレードの詳細について確認します。

  5. 環境内に Data Security がある場合は、vShield Manager のアップグレード前にアンインストールしておきます。vShield Data Security のアンインストールを参照してください。

  6. 外部スイッチ プロバイダとして Cisco Nexus 1000V を使用している場合は、NSX にアップグレードする前に、これらのネットワークを vSphere Distributed Switch に移行する必要があります。NSX をインストールしたら、vSphere Distributed Switches を論理スイッチに移行できます。

  7. vShield Manager、vCenter Server、およびその他の vCloud Networking and Security コンポーネントの最新のバックアップが作成済みであることを確認します。vCloud Networking and Security のバックアップとリストアを参照してください。

  8. テクニカル サポート バンドルを作成します。

  9. nslookup コマンドを使用して、正引き/逆引きのドメイン名解決が動作していることを確認します。

  10. 環境で vSphere Update Manager (VUM) を使用している場合は、vCenter Server で bypassVumEnabled フラグが True に設定されていることを確認します。この設定によって、VUM がインストールされているときや使用できないときでも、VIB を ESXi ホストに直接インストールするように ESX Agent Manager (EAM) が設定されます。http://kb.vmware.com/kb/2053782 を参照してください。

  11. アップグレード バンドルをダウンロードしてステージングし、md5sum を使用して検証します。vShield Manager から NSX へのアップグレード バンドルのダウンロードと MD5 の確認を参照してください。

  12. ベスト プラクティスとして、アップグレードのすべてのセクションが完了するまでの間、環境内ですべての運用を停止することをお勧めします。

  13. 指示があるまでは、vCloud Networking and Security のコンポーネントとアプライアンスのパワーオフや削除を行わないでください。