NSX インフラストラクチャのアップグレード プロセスでは、最初に NSX Manager アプライアンスのアップグレードを行います。

警告:

vShield Manager アプライアンスのデプロイ済みインスタンスはアンインストールしないでください。

前提条件

手順

  1. vShield Manager から参照できる場所に NSX のアップグレード バンドルをダウンロードします。アップグレード バンドル ファイルは、VMware-vShield-Manager-upgrade-bundle-to-NSX-release-buildNumber.tar.gz のような名前になっています。
  2. vShield Manager 5.5 インベントリ パネルから [設定とレポート] をクリックします。
  3. [アップデート] タブ、[アップグレード バンドルのアップロード] の順にクリックします。
  4. [ファイルを選択] を選択し、VMware-vShield-Manager-upgrade-bundle-to-NSX-release-buildNumber.tar.gz ファイルを選択して、[開く] をクリックします。
  5. [ファイルのアップロード] をクリックします。

    ファイルのアップロードには数分かかります。

  6. [インストール] をクリックして、アップグレード プロセスを開始します。
  7. [インストールの確認] をクリックします。アップグレード プロセスによって vShield Manager が再起動されるため、vShield Manager ユーザー インターフェイスへの接続が失われる可能性があります。その他の vShield コンポーネントは再起動されません。
  8. 再起動後、Web ブラウザ ウィンドウを開き、https://10.10.10.10 のように IP アドレスを入力して、NSX Manager 仮想マシンにログインします。アップグレードされた NSX Manager の IP アドレスは、vShield Manager と同じです。

    [サマリ] タブにインストールした NSX Manager のバージョンが表示されます。

  9. [ホーム] > [vCenter Server 登録の管理] の順に移動し、vCenter Server のステータスが 接続中 であることを確認します。
  10. vSphere Web Client にアクセスしている既存のブラウザ セッションを閉じます。数分待ち、ブラウザ キャッシュをクリアしてから vSphere Web Client に再ログインします。
  11. vShield Manager で SSH が有効になっていた場合は、アップグレード後に NSX Manager で有効にする必要があります。NSX Manager 仮想アプライアンスにログインし、[サマリの表示] をクリックします。[システム レベルのコンポーネント] で、SSH サービスの [開始] をクリックします。

タスクの結果

重要:

vCloud Networking and Security 5.x を NSX 6.x にアップグレードした後は、CLI 管理者のログイン認証情報を使用して、NSX Manager にログインする必要があります。これまで、vCloud Networking and Security では、CLI とユーザー インターフェイスにそれぞれ 1 つ、合わせて 2 つのパスワードが必要でした。NSX 6.x からは、1 つのパスワードのみが必要になります。次はその例です。

vCloud Networking and Security のパスワード

  • CLI のパスワード mypassword#123

  • ユーザー インターフェイスのパスワード mypassword#456

NSX にアップグレードした後のパスワード

  • CLI のパスワード mypassword#123

  • ユーザー インターフェイスのパスワード mypassword#123

NSX Manager のアップグレード後に、vSphere Web Client からログアウトし、再度ログインする必要があります。

NSX プラグインが vSphere Web Client に正しく表示されない場合、ブラウザのキャッシュと履歴をクリアしてください。この手順を行わないと、vSphere Web Client で NSX の設定を変更したときに「内部エラーが発生しました - エラー #1009」のようなエラーが表示される場合があります。

vSphere Web Clientで [Networking and Security] タブが表示されない場合には、vSphere Web Client サーバをリセットします。

  • vCenter Server 5.5 で https://<vcenter-ip>:5480 を開き、Web Client サーバを再起動します。

  • vCenter Server Appliance 6.0で、vCenter Server シェルに root ユーザーとしてログインし、次のコマンドを実行します。

    Command> shell.set --enabled True
    Command> shell
    localhost:~ # cd /bin
    localhost:~ # service-control --stop vsphere-client
    localhost:~ # service-control --start vsphere-client
    

  • Windows の vCenter Server 6.0 では、次のコマンドを実行するとアップグレードできます。

    cd C:\Program Files\VMware\vCenter Server\bin
    service-control --stop vspherewebclientsvc
    service-control --start vspherewebclientsvc
    

異なるバージョンの NSX プラグインが実行中の場合は、予期しないエラーを回避するため、異なるバージョンの NSX Manager を実行している vCenter Server の管理に別々の Web Client を使用することをお勧めします。

次のタスク

NSX Manager のバックアップを作成します。以前の NSX Manager バックアップは、以前のリリースに対してのみ有効です。NSX Manager データの vShield Endpoint 用バックアップを参照してください。