NSX Manager から NSX Edge に同期要求を送信できます。
NSX Manager が認識しているエッジ構成をすべてのコンポーネントと同期する場合は、強制同期を実行します。
注:
NSX Data Center 6.2 以降、強制同期では、North-South のルーティング トラフィックのデータ損失が回避されますが、East-West のルーティングとブリッジで中断が発生する場合があります。
NSX 6.4.3 以前では、強制同期の実行中に
NSX Manager が次の処理を実行します。
- Edge アプライアンスの設定を削除します。最初にインデックス 0 を削除し、次にインデックス 1 を削除します。
- Edge アプライアンスを再起動します。インデックス 0 とインデックス 1 の両方を同時に再起動します。このアクションにより、ダウンタイムが長くなります。
- Edge アプライアンスに最新の設定を発行または適用します。
- ホストとの接続を終了します。
- NSX Manager がプライマリまたはスタンドアローンであり、Edge が論理分散ルーターの場合、コントローラ クラスタが同期されます。
- 分散ルーター インスタンスを同期するように、関連するすべてのホストにメッセージが送信されます。
NSX 6.4.4 以降では、強制同期の実行中に
NSX Manager が次の処理を実行します。
- Edge アプライアンスの状態に不整合がある場合、NSX Manager は Edge の構成を削除し、問題のある Edge アプライアンスを再起動して、Edge アプライアンスに最新の設定を発行します。
- Edge アプライアンスの状態に不整合がない場合、NSX Manager は Edge アプライアンスを再起動せずに、最新の設定を Edge アプライアンスに直接発行します。Edge アプライアンスの不要な再起動がなくなるので、ダウンタイムが短くなります。
- ホストとの接続を終了します。
- NSX Manager がプライマリまたはスタンドアローンであり、Edge が論理分散ルーターの場合、コントローラ クラスタが同期されます。
- 分散ルーター インスタンスを同期するように、関連するすべてのホストにメッセージが送信されます。
重要:
Cross-vCenter NSX 環境では、最初にプライマリ
NSX Manager の
NSX Edge インスタンスで強制同期を実行する必要があります。完了後、セカンダリ NSX Manager の
NSX Edge インスタンスに強制同期を実行します。
手順
- vSphere Web Client にログインします。
- の順にクリックします。
- NSX Edge インスタンスを選択します。
- [アクション (Actions)]()をクリックして、[強制同期 (Force Sync)] を選択します。