トランスポート ゾーンは、論理スイッチがアクセスできるホストを制御します。1 つのトランスポート ゾーンは 1 つ以上の vSphere クラスタにまたがることができます。トランスポート ゾーンでは、特定のネットワークを使用できるクラスタと仮想マシンを指定します。ユニバーサル トランスポート ゾーンは、Cross-vCenter NSX 環境内の vSphere クラスタにまたがる可能性があります。

Cross-vCenter NSX 環境に配置できるユニバーサル トランスポート ゾーンは 1 つだけです。

前提条件

変更を加える適切な NSX Manager を決定します。
  • スタンドアロン環境や単一の vCenter Server NSX の環境では、NSX Manager は 1 つしか存在しないため、NSX Manager を選択する必要はありません。
  • ユニバーサル オブジェクトはプライマリ NSX Manager から管理する必要があります。
  • NSX Manager に対してローカルなオブジェクトは、NSX Manager から管理する必要があります。
  • 拡張リンク モードが有効になっていない Cross-vCenter NSX 環境で設定の変更を行うには、変更する NSX Manager にリンクされた vCenter Server から変更を行う必要があります。
  • 拡張リンク モードの Cross-vCenter NSX 環境では、リンクされた任意の vCenter Server から、任意の NSX Manager の設定を変更できます。NSX Manager ドロップダウン メニューから、適切な NSX Manager を選択します。

手順

  1. 論理ネットワークの設定に移動します。
    • NSX 6.4.1 以降の場合は、[ネットワークとセキュリティ (Networking & Security)] > [インストールとアップグレード (Installation and Upgrade)] > [論理ネットワークの設定 (Logical Network Settings)] の順に移動します。
    • NSX 6.4.0 の場合は、[ネットワークとセキュリティ (Networking & Security)] > [インストールとアップグレード (Installation and Upgrade)] > [論理ネットワークの準備 (Logical Network Preparation)] の順に移動します。
  2. [トランスポート ゾーン (Transport Zones)] をクリックして、[追加 (Add)] をクリックします。
  3. (オプション) このトランスポート ゾーンをユニバーサル トランスポート ゾーンとして設定する場合は、次の選択を行います。
    • NSX 6.4.1 以降では、[ユニバーサル同期 (Universal Synchronization)] ボタンをクリックして、設定を有効にします。
    • NSX 6.4.0 では、[このオブジェクトをユニバーサル同期の対象としてマーク (Mark this object for Universal Synchronization)] を選択します。
  4. 次のように、レプリケーション モードを選択します。
    • [マルチキャスト (Multicast)]:物理ネットワーク上のマルチキャスト IP アドレスを制御プレーンに使用します。このモードは、古い VXLAN デプロイからアップグレードする場合にのみ推奨されます。物理ネットワークに PIM/IGMP が必要です。
    • [ユニキャスト (Unicast)]:制御プレーンは、NSX Controller によって処理されます。すべてのユニキャスト トラフィックで、最適化されたヘッドエンド レプリケーションを利用します。マルチキャスト IP アドレスや特別なネットワーク設定は必要ありません。
    • [ハイブリッド (Hybrid)]:ローカル トラフィック レプリケーションを物理ネットワーク(L2 マルチキャスト)にオフロードします。最初のホップのスイッチで IGMP スヌーピング、各 VTEP サブネットで IGMP クエリアへのアクセスが必要ですが、PIM は不要です。最初のホップ スイッチは、サブネットのトラフィック レプリケーションを処理します。
    重要:

    ユニバーサル トランスポート ゾーンを作成し、レプリケーション モードとしてハイブリッドを選択する場合、使用するマルチキャスト アドレスが、環境内の NSX Manager 上で割り当てられた他のどのマルチキャスト アドレスとも競合しないようにする必要があります。

  5. トランスポート ゾーンに追加するクラスタを選択します。

結果

Transport-Zone は、このトランスポート ゾーンが作成された NSX Manager にローカルなトランスポート ゾーンです。

Universal-Transport-Zone は、Cross-vCenter NSX 環境内のすべての NSX Manager で使用できる、ユニバーサル トランスポート ゾーンです。

トランスポート ゾーン

次のタスク

トランスポート ゾーンを追加した場合は、論理スイッチを追加できます。

ユニバーサル トランスポート ゾーンを追加した場合は、ユニバーサル論理スイッチを追加できます。

ユニバーサル トランスポート ゾーンを追加した場合は、セカンダリ NSX Manager を選択し、そのクラスタをユニバーサル トランスポート ゾーンに追加できます。