前提条件

  • 論理スイッチを設定および管理するための、Super Administrator または Enterprise Administrator ロールの権限を所有している。
  • ファイアウォール ルールで VXLAN UDP ポートが開いている(該当する場合)。VXLAN UDP ポートは API を使用して設定できます。
  • 物理インフラストラクチャの MTU が、仮想マシン vNIC の MTU よりも 50 バイト以上多い。
  • vCenter Server の [ランタイム設定] で、各 vCenter Server の管理対象 IP アドレスが設定されている。『vCenter Server and Host Management』を参照してください。
  • vmknic への IP 割り当てで DHCP を使用する場合は、VXLAN 転送 VLAN で DHCP を使用できる。
  • 指定されたトランスポート ゾーン内で、分散仮想スイッチ タイプ(ベンダーなど)とバージョンが一貫している。スイッチのタイプが一貫していないと、論理スイッチが定義したように動作しない可能性があります。
  • 適切な LACP チーミング ポリシーを設定し、物理 NIC をポートに接続している。チーミング モードの詳細については、VMware vSphere のマニュアルを参照してください。
  • Link Aggregation Control Protocol (LACP) に対して、5-tuple ハッシュ分散が有効になっている。
  • LACP を使用するすべてのホストで、分散仮想スイッチに個別の LACP ポート チャネルがあることを確認します。

  • マルチキャスト モードでは、VXLAN トラフィックがルーターをトラバースしている場合に、マルチキャスト ルーティングを有効にする。ネットワーク管理者からマルチキャスト アドレス範囲を取得する必要があります。
  • ESXi ホストとコントローラとの通信用に、ファイアウォール上でポート 1234(デフォルトのコントローラ待機ポート)を開く。
  • (推奨)マルチキャストおよびハイブリッド モードでは、VXLAN 参加ホストが接続する L2 スイッチで、IGMP スヌーピングを有効にする。IGMP スヌーピングが L2 で有効になっている場合は、マルチキャスト対応のネットワークと接続しているルーター または L3 スイッチ上で IGMP クエリアを有効にする必要があります。