NSX Manager データは、オンデマンド バックアップまたはスケジュール設定したバックアップを実行してバックアップできます。

手順

  1. NSX Manager 仮想アプライアンスにログインします。
  2. [バックアップとリストア (Backup & Restore)] をクリックします。
  3. バックアップ先を指定するには、[FTP サーバ設定] の横の [変更 (Change)] をクリックします。
    1. バックアップ システムの IP アドレスまたはホスト名を入力します。
    2. バックアップ先でサポートされるプロトコルに応じて、[転送プロトコル (Transfer Protocol)] ドロップダウン メニューから [SFTP] または [FTP] を選択します。
    3. 必要に応じてデフォルトのポートを編集します。
    4. バックアップ システムにログインするために必要なユーザー名とパスワードを入力します。
    5. [バックアップ ディレクトリ (Backup Directory)] テキスト ボックスに、バックアップを保存する絶対パスを入力します。
      注: バックアップ ディレクトリを指定しない場合、FTP サーバのデフォルト ディレクトリ(ホーム ディレクトリ)にバックアップが保存されます。
      絶対パスを確認するには、FTP サーバにログインし、使用するディレクトリに移動して、現在のディレクトリのフルパスを表示するコマンド ( pwd) を実行します。次はその例です。
      PS C:\Users\Administrator> ftp 192.168.110.60
      Connected to 192.168.110.60.
      220 server-nfs FTP server ready.
      User (192.168.110.60:(none)): admin
      331 Password required for admin.
      Password:
      230 User admin logged in.
      ftp> ls
      200 PORT command successful.
      150 Opening BINARY mode data connection for 'file list'.
      datastore-01
      226 Transfer complete.
      ftp: 22 bytes received in 0.00Seconds 22000.00Kbytes/sec.
      ftp> cd datastore-01
      250 CWD command successful.
      ftp> pwd
      257 "/datastore-01" is current directory.
      
    6. [ファイル名のプリフィックス (Filename Prefix)] に文字列を入力します。
      バックアップ システム上のファイルを簡単に識別できるように、このテキストがバックアップ ファイル名の先頭に付加されます。 たとえば ppdb と入力すると、バックアップ ファイル名は ppdbHH_MM_SS_YYYY_Mon_Day となります。
      注: バックアップ ディレクトリ内のファイル数は、100 個以下にする必要があります。ディレクトリ内のファイル数がこの制限を超えると、警告メッセージが表示されます。
    7. パスフレーズを入力して、バックアップ ファイルを保護します。
      パスフレーズは、バックアップのリストアで必要になります。
    8. [OK] をクリックします。

    次はその例です。

    オプション
    IP アドレス/ホスト名 192.168.110.60
    転送プロトコル FTP
    ポート 21
    ユーザー名 admin
    パスワード *****
    バックアップ ディレクトリ /datastore-01
    ファイル名のプリフィックス nsxmgr-backup
    パス フレーズ *****
  4. オンデマンド バックアップの場合、[バックアップ (Backup)] をクリックします。
    新しいファイルが [バックアップ履歴 (Backup History)] に追加されます。
  5. (必須) スケジュール設定されたバックアップの場合、スケジュールの横にある [変更 (Change)] をクリックします。
    1. [バックアップ頻度 (Backup Frequency)] ドロップダウン メニューで、[時間単位 (Hourly)][日単位 (Daily)]、または [週単位 (Weekly)] を選択します。選択したバックアップ頻度よっては、[曜日]、[時間]、および [分] ドロップダウン メニューが無効になります。たとえば、[日単位] を選択すると、[曜日] ドロップダウン メニューは日次バックアップには適用されないため、無効になります。
    2. 週単位バックアップの場合、データをバックアップする曜日を選択します。
    3. 週単位バックアップまたは日単位バックアップの場合、バックアップを開始する時間を選択します。
    4. 開始する分数を選択して、[スケジュール設定 (Schedule)] をクリックします。
    オプション
    バックアップ頻度 毎週
    曜日 金曜日
    時間 15
    45
  6. ログおよびフロー データをバックアップから除外するには、[除外] の横の [変更 (Change)] をクリックします。
    1. バックアップから除外する項目を選択します。
    2. [OK] をクリックします。
  7. FTP サーバの IP アドレス/ホスト名、認証情報、ディレクトリの詳細、パス フレーズを保存します。この情報は、バックアップをリストアするために必要です。