監視セッションでは、1 つのセッションで最大 30 個の vNIC が送受信するすべてのフローを収集します。

前提条件

監視セッションを開始する前に、監視の対象となる仮想マシンと vNIC を定義する必要があります。

最新の VMware Tools が Windows デスクトップ仮想マシンで実行されている必要があります。

選択した仮想マシンは、ファイアウォールが有効になっているクラスタ内に置く必要があります。除外リストに加えることはできません。

監視セッション期間のデフォルトのファイアウォール ルールとして「許可」のルールを作成し、これをの選択した vNIC に適用する必要があります。これにより、vNIC が送受信するフローがその他のファイアウォール ルールによってドロップされないようにします。

手順

  1. vSphere Web Client にログインして、アプリケーション ルール マネージャに移動します。
    • NSX 6.4.1 以降では、[ネットワークとセキュリティ (Networking & Security)] > [セキュリティ (Security)] > [アプリケーション ルール マネージャ (Application Rule Manager)] の順に移動します。
    • NSX 6.4.0 では、[ネットワークとセキュリティ (Networking & Security)] > [ツール (Tools)] > [フロー モニタリング (Flow Monitoring)] > [アプリケーション ルール マネージャ (Application Rule Manager)] の順に移動します。
  2. [新規セッションの開始 (Start New Session)] をクリックします。
  3. [新規セッションの開始 (Start New Session)] ダイアログ ボックスに、セッションの名前を入力します。
  4. オブジェクト タイプとして vNIC または仮想マシンを選択します。
    [使用可能なオブジェクト (Available Objects)] 列に、使用可能なオブジェクトが表示されます。
  5. 監視する vNIC または仮想マシンを選択します。選択した vNIC または仮想マシンが [選択したオブジェクト (Selected Objects)] 列に移動します。
  6. [OK] をクリックして収集フローを開始します。
    ステータスは [データを収集しています (Collecting Data)] になります。収集された最新のフローのセットがフロー テーブルに表示されます。
  7. [停止 (Stop)] をクリックして収集フローを終了します。

結果

選択した vNIC および仮想マシン用にフロー モニタリング セッションが作成されました。

次のタスク

フロー収集の後、フローを分析します。