Cross-vCenter NSX でのユニバーサル同期に、NSX Data Center for vSphere サービスのサブセットを使用できます。ユニバーサル同期で使用できないサービスを NSX Manager でローカルに使用するように設定できます。

表 1. Cross-vCenter NSX での NSX Data Center for vSphere サービスのサポート マトリックス
NSX Data Center for vSphere サービス 詳細 Cross-vCenter NSX 同期のサポート
論理スイッチ トランスポート ゾーン あり
論理スイッチ あり
L2 ブリッジ なし
ルーティング 分散論理ルーター あり
分散論理ルーター アプライアンス なし(仕様)個々のユニバーサル分散論理ルーターに複数のアプライアンスが必要な場合は、NSX Manager ごとにアプライアンスを作成する必要があります。これにより、各アプライアンスに異なる設定をすることができます。これは、Local Egress(ローカル出力方向)が設定されている環境で必要となります。
NSX Edge Services Gateway なし
論理ファイアウォール 分散ファイアウォール あり
除外リスト なし
SpoofGuard なし
集約フローのフロー モニタリング なし
ネットワーク サービス挿入 なし
Edge ファイアウォール なし
VPN なし
論理ロード バランサ なし
その他の Edge サービス なし
Service Composer なし
ネットワークの拡張性 なし
ネットワークおよびセキュリティ オブジェクト IP アドレス グループ(IP セット) あり
MAC アドレス グループ(MAC セット) あり
IP アドレス プール なし
セキュリティ グループ

あり。ただし、メンバーシップの設定は、ユニバーサル以外のセキ1ュリティ グループのメンバーシップとは異なります。詳細については、『NSX 管理ガイド』の「セキュリティ グループの作成」を参照してください。

サービス あり
サービス グループ あり
セキュリティ タグ あり
ハードウェア ゲートウェイ(ハードウェア VTEP) いいえ。詳細については、『NSX 管理ガイド』の「ハードウェア ゲートウェイのサンプル構成」を参照してください。