管理プレーンは、NSX Data Center for vSphere のネットワーク集中管理コンポーネントである NSX Manager によって構築されます。統合された設定機能と REST API のエントリポイントを提供します。

NSX Manager は、vCenter Server 環境内の任意の ESXi ホスト上に仮想アプライアンスとしてインストールされます。NSX Manager と vCenter Server は 1 対 1 の関係です。つまり、1 つの NSX Manager のインスタンスに対し、vCenter Server は 1 台です。これは、Cross-vCenter NSX 環境でも同じです。

Cross-vCenter NSX 環境には、プライマリ NSX Managerと 1 つ以上のセカンダリ NSX Manager アプライアンスの両方があります。プライマリ NSX Manager を使用すると、ユニバーサル論理スイッチ、ユニバーサル分散論理ルーター、ユニバーサル ファイアウォール ルールを作成できます。セカンダリ NSX Manager は、特定の NSX Manager のローカルなネットワーク サービスの管理に使用されます。Cross-vCenter NSX 環境では、プライマリ NSX Manager に最大 7 つのセカンダリ NSX Manager を関連付けることができます。