ルールで使用されているグループ オブジェクト、サービスまたはサービス グループが削除されると、Edge ファイアウォール ルールが無効になります。無効なファイアウォール ルールは発行できません。
次の図のように、ルールの宛先に IP セット オブジェクトが設定された Edge ファイアウォール ルールを作成したとします。
次の手順では、Edge で FW-IPset オブジェクトを削除して、ファイアウォール テーブルに戻り、NSX Edge が無効なルールを検出していることを確認します。ルールを有効としてマークし、再発行します。
手順
- Edge で IP セット オブジェクトを強制的に削除します。
- vSphere Web Client にログインします。
- の順にクリックします。
- Edge をダブルクリックし、 の順に移動します。
- [IP セット] タブをクリックして、[FW-IPSet] オブジェクトを選択します。
- [削除]( または ) アイコンをクリックして、[強制的に削除] チェック ボックスを選択します。
- [ファイアウォール] タブをクリックして、Edge ファイアウォール テーブルに戻ります。
- NSX が上のファイアウォール テーブルに次のエラー メッセージを表示していることを確認します。
NSX Edge は、位置 4 のファイアウォール ルールの宛先が無効であることを検出したため、ルールが無効になります。次の図のように、ルールの宛先列の空のオブジェクトが赤色のボックスで囲まれます。
- (必須) 空のオブジェクトを削除します。
NSX バージョン |
手順 |
6.4.6 以降 |
空の sys-gen-empty-ipset-edge-fw オブジェクトをポイントし、 をクリックして、[削除] を選択します。 |
6.4.5 以前 |
空の sys-gen-empty-ipset-edge-fw オブジェクトをポイントし、 をクリックします。 |
- (オプション) ルールの設定が有効になるように、ルールの宛先を編集します。
NSX バージョン |
手順 |
6.4.6 以降 |
- ルールの [宛先] 列をポイントし、 をクリックして、[ルール ターゲットを編集] 選択します。
- 必要に応じて、オブジェクトまたは IP アドレスを追加します。
|
6.4.5 以前 |
- ルールの [宛先] 列をポイントし、 をクリックします。
- 必要に応じて、オブジェクトまたは IP アドレスを追加します。
|
- (6.4.6 以降のみ)エラー メッセージの [ルールを有効としてマーク] リンクをクリックします。
NSX Edge に、次の警告メッセージが表示されます。
This action will mark rule as valid.
Please ensure that all elements in the rule are valid objects before performing this action.
Do you want to continue?
- [はい] をクリックして、ルールを有効とマークします。エラー メッセージが消去されます。
- 警告メッセージを閉じてファイアウォール テーブルに戻り、ルールの宛先を確認して編集するには、[いいえ] をクリックします。
注:
NSX 6.4.5 以前の場合は、ファイアウォール テーブルの上のエラー メッセージに
[ルールを有効としてマーク] リンクが表示されません。空のオブジェクトを削除し、必要に応じてルールの宛先を編集すると、
NSX Edge がルールの設定が有効になったことを検出し、エラー メッセージを消去します。
- [変更の発行] をクリックして、ルールの変更を有効にします。