セキュリティ ポリシーはその重みに応じて適用されます。つまり、重みが大きいポリシーほど、優先順位が高くなります。テーブル内でポリシーの位置を上下に移動すると、それに応じてポリシーの重みが調整されます。
仮想マシンを含むセキュリティ グループに複数のポリシーが関連付けられているか、異なるポリシーが関連付けられている複数のセキュリティ グループに仮想マシンが含まれているため、1 台の仮想マシンに複数のセキュリティ ポリシーが適用されることがあります。それぞれのポリシーを使用してグループ化されたサービスの間に競合がある場合は、ポリシーの重みによって、仮想マシンに適用されるサービスが決まります。たとえば、インターネット アクセスをブロックするポリシー 1 は重みの値が 1000 で、インターネット アクセスを許可するポリシー 2 は重みの値が 2000 であるとします。この場合は、ポリシー 2 の重みが大きいため、仮想マシンではインターネット アクセスが許可されます。
手順
- vSphere Web Client で、 の順に移動します。
- [セキュリティ ポリシー (Security Policies)] タブをクリックします。
- [管理 (Manage)] または [優先順位の管理 (Manage Priority)]()アイコンをクリックします。
- [優先順位の管理] ダイアログ ボックスで、優先順位を変更するセキュリティ ポリシーを選択し、[上へ移動 (Move Up)]()または [下へ移動 (Move Down)]()をクリックします。
- オブジェクトを特定のランクに移動するには、[移動先 (Move To)] をクリックします。
必須のランクを入力して、緑色のチェック マークまたは
[OK] をクリックします。
新しいランクに応じて重みが再計算されます。
- ポリシーの重みを編集するには、[重みの編集 (Edit Weight)] をクリックします。
必須の重みを入力して、緑色のチェック マークまたは
[OK] をクリックします。
- [OK] をクリックします。