クラスタ内のすべてのホストから NSX Data Center for vSphere をアンインストールできます。

クラスタ全体からではなく、NSX Data Center for vSphere を個々のホストから削除する場合は、準備されたクラスタからのホストの削除を参照してください。

前提条件

  • クラスタの仮想マシンを論理スイッチから切断します。

手順

  1. トランスポート ゾーンからクラスタを削除します。
    • NSX 6.4.1 以降の場合は、[ネットワークとセキュリティ (Networking & Security)] > [インストールとアップグレード (Installation and Upgrade)] > [論理ネットワークの設定 (Logical Network Settings)] > [トランスポート ゾーン (Transport Zones)] の順に移動します。
    • NSX 6.4.0 の場合は、[ネットワークとセキュリティ (Networking & Security)] > [インストールとアップグレード (Installation and Upgrade)] > [論理ネットワークの準備 (Logical Network Preparation)] > [トランスポート ゾーン (Transport Zones)] の順に移動します。
    トランスポート ゾーンからクラスタを切断します。
    クラスタがグレーアウトされ、トランスポート ゾーンから切断できない場合、次のいずれかの理由が考えられます。
    • クラスタのホストが切断されているか、パワーオン状態になっていません。
    • クラスタに、トランスポート ゾーンに接続されている仮想マシンまたはアプライアンスが含まれている可能性があります。たとえば、ホストが管理クラスタに含まれ、そのホストに NSX Controller 仮想マシンがインストールされている場合は、先に仮想マシンを削除または移動します。
  2. NSX Data Center for vSphere VIB をアンインストールします。vSphere Web Client で、[ネットワークとセキュリティ (Networking & Security)] > [インストールとアップグレード (Installation and Upgrade)] > [ホストの準備 (Host Preparation)] の順に移動します。クラスタを選択して、[アクション (Actions)] > [アンインストール (Uninstall)] の順にクリックします。
    [インストール ステータス] に [準備ができていません (Not Ready)] と表示されています。 [準備ができていません (Not Ready)] をクリックすると、ダイアログ ボックスに「 ホストをメンテナンス モードに切り替えてエージェント VIB のインストールを完了する必要があります」という内容のメッセージが表示されます。
  3. クラスタを選択し、[解決 (Resolve)] アクションをクリックして、アンインストールを完了します。
    アンインストールを完了するには、ホストをメンテナンス モードに切り替える必要があります。クラスタで DRS が有効になっている場合、DRS は、仮想マシンの動作を停止しない制御された方法で、ホストをメンテナンス モードに切り替えようとします。何らかの理由で DRS が失敗した場合、 [解決 (Resolve)] アクションは停止します。この場合、仮想マシンを手動で移動して、 [解決 (Resolve)] アクションをもう一度実行するか、ホストを手動でメンテナンス モードにする必要があります。
    重要: ホストを手動でメンテナンス モードにした場合、ホストの VIB アンインストールが完了していることを確認してから、ホストのメンテナンス モードを終了してください。
    1. vSphere Web Client の [最近のタスク] ペインを確認します。
    2. [ホストの準備 (Host Preparation)] タブで、ホストが削除されたクラスタの [インストール ステータス] に緑色のチェックマークが付いていることを確認します。

      [インストール ステータス] が アンインストールしています の場合、アンインストールは進行中です。