アラームは、イベント、条件のセット、またはオブジェクトの状態に応じて起動される通知です。NSX ダッシュボードや vSphere Web Client ユーザー インターフェイスの他の画面で、別のアラートと一緒にアラームが表示されます。
GET api/2.0/services/systemalarms API を使用すると、NSX オブジェクトでアラームを表示できます。
NSX では、アラームに次の 2 つの方法がサポートされています。
- アラームは、システム イベントに対応し、アラームの発生原因となった問題を解決するリゾルバが関連付けられています。このアプローチは、ネットワークやセキュリティ ファブリック環境(EAM、メッセージ バス、プラグインのデプロイなど)向けに設計され、Service Composer にもサポートされています。これらのアラームは、イベント コードをアラーム コードとして使用します。詳細については、『NSX のログとシステム イベント』のドキュメントを参照してください。
- Edge の通知アラームは、アラーム ペアをトリガし、解決できるように設定されています。この方法は、IPSec VPN、ロード バランサ、高可用性、健全性チェック、Edge ファイル システム、リソースの予約など、いくつかの Edge の機能で利用できます。アラームは、イベント コードとは別のアラーム コードを使用します。詳細については、『NSX のログとシステム イベント』のドキュメントを参照してください。
通常、エラー状態が修復されると、アラームは自動的に削除されます。一部のアラームは、設定を更新する際に自動的にクリアされません。問題が解決したら、アラームを手動でクリアする必要があります。
次に、アラームのクリアに使用する API について説明します。
クラスタ、ホスト、リソース プール、セキュリティ グループ、NSX Edge のアラームなど、特定の送信元にアラームを個別に設定できます。送信元のアラームを表示するには、
sourceId を使用します。
GET https://<<NSX-IP>>/api/2.0/services/alarms/{sourceId}
送信元のアラームをすべて解決するには、sourceId を使用します。
POST https://<<NSX-IP>>/api/2.0/services/alarms/{sourceId}?action=resolve
メッセージ バス、プラグインのデプロイ、Service Composer、Edge アラームなどの NSX アラームを確認できます。
GET https://<<NSX-IP>>/api/2.0/services/systemalarms
特定の NSX アラームを表示するには、alarmId を使用します。
GET https://<<NSX-IP>>/api/2.0/services/systemalarms/<alarmId>特定の NSX アラームを解決するには、 alarmId を使用します。
POST https://<<NSX-IP>>/api/2.0/services/systemalarms/<alarmId>?action=resolve
API の詳細については、『NSX API ガイド』を参照してください。