コントローラ クラスタが ESXi ホストとのネットワーク接続を失う |
- 分散論理ルーター制御プレーンの機能(動的ルートを含むルートの作成、更新、および削除)が完全に停止する
- 分散論理ルーター管理プレーンの機能(ホストでの LIF の作成、更新、および削除)が停止する
- VXLAN フォワーディングが影響を受け、そのためにエンド ツー エンド (L2 + L3) のフォワーディング プロセスも失敗することがある
- データ プレーンは、最後に把握された状態に基づいて引き続き動作する
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1 台以上のコントローラが ESXi ホストとの接続を失う |
- 影響を受けるコントローラがクラスタ内の他のコントローラに引き続きアクセスできる場合、このコントローラをマスターとする分散論理ルーター インスタンスが上記と同じ影響を受ける。他のコントローラには自動的に引き継がれない
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1 台のコントローラが、他のコントローラとのネットワーク接続、または完全なネットワーク接続を失う |
- 分離されたコントローラによって処理されていた VXLAN と分散論理ルーターの処理を、残る 2 台のコントローラが引き継ぐ
- 影響を受けるコントローラが読み取り専用モードになり、ホストに対してセッションをドロップし、新しいセッションを拒否する
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コントローラが相互の接続を失う |
- すべてのコントローラが読み取り専用モードになり、ホストへの接続を閉じ、新しい接続を拒否する
- すべての分散論理ルーターの LIF およびルート(動的ルートを含む)の作成、更新、および削除操作が失敗する
- NSX Manager とコントローラ クラスタの間で NSX のルーティング設定 (LIF) が同期されなくなり、手動での同期が必要となることがある
- ホストは、最後に把握された制御プレーンの状態に基づいて稼動し続ける
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1 台のコントローラ仮想マシンが失われる |
- コントローラ クラスタの冗長性が損なわれる
- 管理/制御プレーンは通常どおりに稼動し続ける
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2 台のコントローラ仮想マシンが失われる |
- 残りのコントローラは読み取り専用モードになり、コントローラが相互の接続を失う場合(上記)と同じ影響がある。クラスタのリカバリを手動で実行しなければならない可能性が高い
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