すべての NSX Edge 設定(分散論理ルーターおよび Edge Services Gateway)は、NSX Manager データ バックアップの一環としてバックアップされます。

NSX Edge のバックアップを個別に作成することは、サポートされていません。

正常に構成された NSX Manager があれば、NSX Edge の再デプロイによって Edge アプライアンス仮想マシンにアクセスできなくなった、あるいは障害が発生した場合、 Edge アプライアンス仮想マシンを再作成できます。NSX Edge を再デプロイするには、NSX Edge を選択して、[アクション (Actions)] > [再デプロイ (Redeploy)] の順にクリックします。『NSX 管理ガイド』の「NSX Edge の再デプロイ」を参照してください。

注意: NSX Manager のバックアップをリストアした後、NSX Edge アプライアンスが正常に動作するには、追加のアクションが必要になる場合があります。
  • 直近のバックアップ後に作成された Edge アプライアンスはリストア中に削除されません。仮想マシンを手動で削除する必要があります。
  • 直近のバックアップ後に削除された Edge アプライアンスは、再デプロイしない限りリストアされません。
  • NSX Edge を設定した場所と現在の配置場所がバックアップに 保存されていない場合、再デプロイ、移行、高可用性の有効化や無効化などの処理に失敗します。アプライアンスの設定を編集し、正しい配置場所の情報を指定する必要があります。PUT /api/4.0/edges/{edgeId}/appliances を使用して、アプライアンスの場所の設定を編集します。必要に応じて、resourcePoolIddatastoreIdhostIdvmFolderId を編集します。『NSX API ガイド』の「NSX Edge アプライアンスの設定の使用」を参照してください。
前回の NSX Manager のバックアップ後に次のいずれかの変更が行われると、リストアされた NSX Manager の設定と NSX Edge アプライアンスの現在の設定に差異が発生します。アプライアンスに対する変更を元に戻し、 NSX Edge を正常に動作させるには、NSX Edge を [強制同期 (Force Sync)]する必要があります。『 NSX 管理ガイド』の「NSX Edge と NSX Manager の強制同期」を参照してください。
  • NSX Edge ファイアウォールの preRules に対して、分散ファイアウォール経由で行われた変更
  • オブジェクト メンバーシップのグループ化に対する変更
前回の NSX Manager のバックアップ後に次のいずれかの変更が行われると、リストアされた NSX Manager の設定と NSX Edge アプライアンスの現在の設定に差異が発生します。アプライアンスに対する変更を元に戻し、 NSX Edge を正常に動作させるには、 NSX Edge[再デプロイ (Redeploy)]する必要があります。『 NSX 管理ガイド』の「NSX Edge の再デプロイ」を参照してください。
  • Edge アプライアンスの設定に対する変更:
    • 高可用性の有効化または無効化
    • アプライアンスの状態の変更(デプロイ済みからデプロイ解除済み)
    • アプライアンスの状態の変更(デプロイ解除済みからデプロイ済み)
    • リソースの予約設定の変更
  • Edge アプライアンスの vNIC 設定の変更:
    • vNIC の追加、削除または切断
    • ポート グループ
    • トランク ポート
    • フェンス パラメータ
    • シェーピング ポリシー
    注目: NSX 6.4.4 または 6.4.5 にアップグレードした後、Edge に新しく追加されたトランク インターフェイスのデフォルトの MTU 値が、誤って 1500 に設定されます。この問題は、6.4.4 または 6.4.5 の新規インストールを行った後も発生します。この問題は 6.4.6 で修正されています。ただし、6.4.4 または 6.4.5 でこの問題を解決するには、Edge のすべてのトランク インターフェイスのデフォルトの MTU 値を 1600 に手動で変更する必要があります。詳細については、 https://kb.vmware.com/s/article/74878にある VMware ナレッジベースの記事を参照してください。