NSX Manager データは、オンデマンド バックアップまたはスケジュール設定したバックアップを実行してバックアップできます。
手順
- NSX Manager 仮想アプライアンスにログインします。
- [バックアップとリストア (Backup & Restore)] をクリックします。
- バックアップ先を指定するには、[FTP サーバ設定] の横の [変更 (Change)] をクリックします。
- バックアップ システムの IP アドレスまたはホスト名を入力します。
- バックアップ先でサポートされるプロトコルに応じて、[転送プロトコル (Transfer Protocol)] ドロップダウン メニューから [SFTP] または [FTP] を選択します。
- 必要に応じてデフォルトのポートを編集します。
- バックアップ システムにログインするために必要なユーザー名とパスワードを入力します。
- [バックアップ ディレクトリ (Backup Directory)] テキスト ボックスに、バックアップを保存する絶対パスを入力します。
注: バックアップ ディレクトリを指定しない場合、FTP サーバのデフォルト ディレクトリ(ホーム ディレクトリ)にバックアップが保存されます。
PS C:\Users\Administrator> ftp 192.168.110.60 Connected to 192.168.110.60. 220 server-nfs FTP server ready. User (192.168.110.60:(none)): admin 331 Password required for admin. Password: 230 User admin logged in. ftp> ls 200 PORT command successful. 150 Opening BINARY mode data connection for 'file list'. datastore-01 226 Transfer complete. ftp: 22 bytes received in 0.00Seconds 22000.00Kbytes/sec. ftp> cd datastore-01 250 CWD command successful. ftp> pwd 257 "/datastore-01" is current directory.
- [ファイル名のプリフィックス (Filename Prefix)] に文字列を入力します。
バックアップ システム上のファイルを簡単に識別できるように、このテキストがバックアップ ファイル名の先頭に付加されます。 たとえば ppdb と入力すると、バックアップ ファイル名は ppdbHH_MM_SS_YYYY_Mon_Day となります。注: バックアップ ディレクトリ内のファイル数は、100 個以下にする必要があります。ディレクトリ内のファイル数がこの制限を超えると、警告メッセージが表示されます。
- パスフレーズを入力して、バックアップ ファイルを保護します。
パスフレーズは、バックアップのリストアで必要になります。
- [OK] をクリックします。
次はその例です。
オプション 例 IP アドレス/ホスト名 192.168.110.60 転送プロトコル FTP ポート 21 ユーザー名 admin パスワード ***** バックアップ ディレクトリ /datastore-01 ファイル名のプリフィックス nsxmgr-backup パス フレーズ ***** - オンデマンド バックアップの場合、[バックアップ (Backup)] をクリックします。
新しいファイルが [バックアップ履歴 (Backup History)] に追加されます。
- (必須) スケジュール設定されたバックアップの場合、スケジュールの横にある [変更 (Change)] をクリックします。
- [バックアップ頻度 (Backup Frequency)] ドロップダウン メニューで、[時間単位 (Hourly)]、[日単位 (Daily)]、または [週単位 (Weekly)] を選択します。選択したバックアップ頻度よっては、[曜日]、[時間]、および [分] ドロップダウン メニューが無効になります。たとえば、[日単位] を選択すると、[曜日] ドロップダウン メニューは日次バックアップには適用されないため、無効になります。
- 週単位バックアップの場合、データをバックアップする曜日を選択します。
- 週単位バックアップまたは日単位バックアップの場合、バックアップを開始する時間を選択します。
- 開始する分数を選択して、[スケジュール設定 (Schedule)] をクリックします。
オプション 例 バックアップ頻度 毎週 曜日 金曜日 時間 15 分 45 - ログおよびフロー データをバックアップから除外するには、[除外] の横の [変更 (Change)] をクリックします。
- バックアップから除外する項目を選択します。
- [OK] をクリックします。
- FTP サーバの IP アドレス/ホスト名、認証情報、ディレクトリの詳細、パス フレーズを保存します。この情報は、バックアップをリストアするために必要です。