ゲスト イントロスペクションをアップグレードする場合、NSX Manager と同じバージョンにすることが重要です。

注: ゲスト イントロスペクション サービス仮想マシンは、 vSphere Web Client からアップグレードできます。NSX Manager のアップグレード後に、サービス仮想マシンをアップグレードするために削除する必要はありません。サービス仮想マシンを削除すると、エージェント仮想マシンが欠落するため、サービス ステータスに 失敗と表示されます。 [解決 (Resolve)] をクリックして新しいサービス仮想マシンを展開し、 [アップグレードを利用可能 (Upgrade Available)] をクリックして最新のゲスト イントロスペクション サービス仮想マシンを展開します。

NSX 6.3.5 以降では、[サービス デプロイ (Service Deployments)] タブで ESX Agent Manager (EAM) のステータスを確認できます。

前提条件

NSX Manager、コントローラ、準備済みのホスト クラスタ、NSX Edge がアップグレードされているかどうか確認します。

手順

  1. [インストールとアップグレード (Installation and Upgrade)] タブで、[サービス デプロイ (Service Deployments)] をクリックします。
    [インストールの状態 (Installation Status)] 列に [アップグレードを利用可能 (Upgrade Available)] と表示されます。
  2. アップグレードするゲスト イントロスペクション環境を選択して、[アップグレード (Upgrade)] をクリックします。
  3. ユーザー インターフェイスに表示されるプロンプトに従って、ゲスト イントロスペクションのアップグレードを設定します。
    表 1. ゲスト イントロスペクションのアップグレードの設定
    設定 値の例
    データストア ds-site-a-nfs 01
    ネットワーク vds-site-a_Management
    スケジュール 今すぐアップグレードするか、日付と時刻を指定します。
    ゲスト イントロスペクションをアップグレードすると、インストールの状態は 成功しました になり、サービスのステータスは 接続中 になります。ゲスト イントロスペクション サービスの仮想マシンは、vCenter Server インベントリに表示されます。

    vSphere 6.5 以降がインストールされているときに、ゲスト イントロスペクション サービス仮想マシンを NSX 6.4 にアップグレードすると、デプロイされたホストのホスト名または IP アドレスを反映するように、仮想マシンの名前が変更されます。たとえば、Guest Introspection(esx-01a.corp.local) のようになります。

次のタスク

特定のクラスタのゲスト イントロスペクションをアップグレードした後、パートナー ソリューションをアップグレードできます。パートナー ソリューションが有効な場合、パートナーが提供するアップグレードのドキュメントを参照してください。パートナー ソリューションをアップグレードしない場合でも、保護が維持されます。