生成された NSX Intelligence の推奨事項が「発行の準備完了」状態になったら、この推奨事項を JSON ファイルにエクスポートできます。REST API 要求として NSX Policy Manager に送信して処理する前に、このファイルに変更を行うことができます。

前提条件

手順

  1. ブラウザから、必要な権限で NSX Manager (https://<nsx-manager-ip-address>) にログインします。
  2. [プランとトラブルシューティング] > [推奨] の順にクリックします。
  3. (オプション) 発行の準備完了」状態の NSX Intelligence の推奨事項のみを一覧表示します。
    1. 右上隅にある [フィルタ] をクリックします。
    2. [フィルタの適用] ドロップダウン メニューから [状態] を選択し、[発行の準備完了] フィルタを選択します。
    3. [適用] をクリックします。
  4. 発行の準備完了」状態の推奨事項のリストで、エクスポートする NSX Intelligence の推奨事項の名前の左側にある 3 つのドットのメニュー アイコン をクリックします。ドロップダウン メニューから [JSON としてエクスポート] を選択します。
    次のコード スニペットは、エクスポートされた JSON ファイルの部分的な内容を示しています。
    {
        "resource_type": "Infra",
        "id": "Infra",
        "children": [
            {
                "resource_type": "ChildDomain",
                "id": "default",
                "marked_for_delete": false,
                "Domain": {
                    "resource_type": "Domain",
                    "id": "default",
                    "children": [
                        {
                            "resource_type": "ChildGroup",
                            "marked_for_delete": false,
                            "Group": {
                                "resource_type": "Group",
                                "id": "Group-384fe490-837e-11eb-9688-dd7fccb572d0-904d61f0-0d71-4bc9-ac18-632b6b02efc9",
                                "display_name": "Group-1 (REC 210312 01:59:18)",
                                "description": "Created from REC 210312 01:59:18",
                                "marked_for_delete": false,
                                "expression": [
                                    {
                                        "resource_type": "ExternalIDExpression",
                                        "marked_for_delete": false,
      ...
      ...
        "marked_for_delete": false
    }
  5. REST API 要求として NSX Policy Manager に送信して処理する前に、必要に応じて、エクスポートされた JSON ファイルを修正します。
    NSX-T Data Center 3.1.1 以降では、JSON ペイロードを PATCH 要求として送信する前に、エクスポートされた JSON ファイルから "id" : "Infra" プロパティの行を削除する必要があります。この処理を行わないと、 NSX Policy Manager から 400 Bad Request 応答が返されます。
  6. 外部の REST API ツールを使用して、NSX Intelligence の推奨事項を含む JSON ファイルを NSX Policy Manager に送信して処理します。
    Postman などの外部 REST API ツールを使用して、 NSX Intelligence の推奨事項を JSON ペイロードとして NSX-T Data Center 環境に送信すると、 NSX Intelligence は、推奨事項が正常に処理されたかどうか認識できません。 NSX Intelligence の推奨事項は、推奨事項のリストで「 発行の準備完了」状態として表示されます。名前をクリックして推奨事項を確認すると、次のメッセージが表示されます。

    未発行の推奨ポリシーはありません。これらの推奨ポリシーのバージョンが外部ツールで NSX-T Data Center にインポートされ、すでに発行されているか、削除されています。

  7. エクスポートされた推奨事項が JSON ペイロードとして正常に送信された後、[プランとトラブルシューティング] > [推奨] テーブルの順に移動して、「発行の準備完了」状態の推奨事項のリストから推奨事項を手動で削除します。