NSX Intelligence では、グループまたはコンピュート エンティティ、および選択した期間にこれらのグループやコンピュート エンティティで発生したネットワーク トラフィック フローが視覚的に表示されます。

NSX-T Data Center 3.1 を使用して NSX Intelligence をインストールした場合、NSX Intelligence は、仮想マシン、 物理サーバ、IP アドレス、またはそれらのコンピュート エンティティの組み合わせのいずれかのメンバー タイプを持つグループをサポートします。NSX-T Data Center 3.0.x 以前を使用して NSX Intelligence 1.2 以降をインストールした場合、物理サーバのサポートは使用できません。

重要: 特定の期間を選択すると、その期間内に NSX-T Data Center で発生したすべてのネットワーク トラフィック フローとワークロード アクティビティが表示されます。これらのアクティビティには、コンピュート エンティティ(仮想マシン、物理サーバ、IP アドレス セット)とグループの追加、削除、移動などがあります。1 台の仮想マシンが複数回表示される場合もあります。 たとえば、選択した期間内に管理対象外の ESXi ホストに仮想マシンが接続し、そのホストが VMware vCenter Server™ の管理対象になった場合、この仮想マシンはコンピュート ビューに 2 回表示されます。 同様に、選択した期間内に ESXi ホストが vCenter Server から切断され、再度追加された場合、このホストに接続している仮想マシンは削除と新規の両方として表示されます。 選択期間内に未分類グループの仮想マシンがグループに追加されると、その仮想マシンはグループ ビューで未分類グループと新しいグループの両方に表示されます。

NSX Intelligence でサポートされるのは、仮想マシン、物理サーバ、または IP アドレスのみを持つグループだけです。グループに他のタイプのメンバーが含まれている場合、グループ ビューには、セキュリティ ルールの実際のグループではなく、サポートされるメンバー タイプを持つグループ間の相関トラフィック フローのみが表示されることがあります。

NSX-T Data Center でセキュリティの状態が変化すると、表示されているグラフが更新されます。たとえば、新しいグループが追加された場合、Web ブラウザを更新しなくても、新しいグループ ノードが表示キャンバスに表示されます。仮想化キャンバスの右上にある更新状態セクションには、ビューが最後に更新された時刻が表示されます。

グループ ビュー、コンピュート ビュー、様々なトラフィック フローの操作方法については、このセクションの情報を参照してください。