NSX Intelligence アプライアンスで使用されるリソース割り当てをニーズに合わせて変更することができます。
たとえば、割り当てよりも多くのリソースを必要とする機能にアクセスする場合は、NSX Intelligence アプライアンスを変更してラージ フォーム ファクタを使用できます。
注:
NSX Intelligence アプライアンスのサイズを変更すると、アプライアンスが
STABLE 状態に戻るまで、データフロー情報が失われる可能性があります。
前提条件
- 新しいアプライアンス サイズが、使用する NSX Intelligence 機能のシステム要件を満たしていることを確認します。『VMware NSX Intelligence のインストールとアップグレード』の「NSX Intelligence のシステム要件」を参照してください。
手順
- NSX Intelligence アプライアンスのコマンド ライン インターフェイス (CLI) に管理者権限でログインします。
- CLI プロンプトから、shutdown コマンドを使用して NSX Intelligence アプライアンスをシャットダウンします。
- NSX Intelligence アプライアンスで使用される CPU コア数とメモリの数を変更します。
- NSX Intelligence アプライアンスの展開に使用されたコンピュート マネージャ (VMware vCenter Server™ など) にログインします。
- NSX Intelligence 仮想マシンがシャットダウンされていることを確認します。
- 必要に応じて、NSX Intelligence 仮想マシンが使用する CPU コア数とメモリ数を調整します。
- NSX Intelligence 仮想マシンを再起動します。
- NSX Intelligence CLI に管理者権限でログインし、CLI プロンプトから次のコマンドを実行します。
set intelligence configuration form-factor-config
このコマンドは、前の手順で仮想マシンに割り当てた新しいリソースを使用するように NSX Intelligence アプライアンスを再構成します。
前のコマンドが正常に実行されると、次のシステム出力が表示されます。
Operation status is executing.
Waiting 2 seconds before retrying node-manager operation status check.
Operation status is executing.
Waiting 2 seconds before retrying node-manager operation status check.
NSX Intelligence configuration updated according to current appliance form factor.
- CLI プロンプトから、reboot コマンドを使用して NSX Intelligence アプライアンスを再起動します。
- NSX Intelligence アプライアンスに割り当てられたリソース サイズが更新されていることを確認します。
- ブラウザから、必要な権限で NSX Manager (https://<nsx-manager-ip-address>) にログインします。
- の順に移動します。
- NSX Intelligence アプライアンス カードを探し、適用した変更が vCPU およびメモリ サイズに反映されていることを確認します。