NSX Intelligence アプライアンスで使用されるリソース割り当てをニーズに合わせて変更することができます。

たとえば、割り当てよりも多くのリソースを必要とする機能にアクセスする場合は、NSX Intelligence アプライアンスを変更してラージ フォーム ファクタを使用できます。

注: NSX Intelligence アプライアンスのサイズを変更すると、アプライアンスが STABLE 状態に戻るまで、データフロー情報が失われる可能性があります。

前提条件

  • 新しいアプライアンス サイズが、使用する NSX Intelligence 機能のシステム要件を満たしていることを確認します。『VMware NSX Intelligence のインストールとアップグレード』の「NSX Intelligence のシステム要件」を参照してください。

手順

  1. NSX Intelligence アプライアンスのコマンド ライン インターフェイス (CLI) に管理者権限でログインします。
  2. CLI プロンプトから、shutdown コマンドを使用して NSX Intelligence アプライアンスをシャットダウンします。
  3. NSX Intelligence アプライアンスで使用される CPU コア数とメモリの数を変更します。
    1. NSX Intelligence アプライアンスの展開に使用されたコンピュート マネージャ (VMware vCenter Server™ など) にログインします。
    2. NSX Intelligence 仮想マシンがシャットダウンされていることを確認します。
    3. 必要に応じて、NSX Intelligence 仮想マシンが使用する CPU コア数とメモリ数を調整します。
    4. NSX Intelligence 仮想マシンを再起動します。
  4. NSX Intelligence CLI に管理者権限でログインし、CLI プロンプトから次のコマンドを実行します。
    set intelligence configuration form-factor-config

    このコマンドは、前の手順で仮想マシンに割り当てた新しいリソースを使用するように NSX Intelligence アプライアンスを再構成します。

    前のコマンドが正常に実行されると、次のシステム出力が表示されます。
    Operation status is executing.
    Waiting 2 seconds before retrying node-manager operation status check.
    Operation status is executing.
    Waiting 2 seconds before retrying node-manager operation status check.
    NSX Intelligence configuration updated according to current appliance form factor.
    
  5. CLI プロンプトから、reboot コマンドを使用して NSX Intelligence アプライアンスを再起動します。
  6. NSX Intelligence アプライアンスに割り当てられたリソース サイズが更新されていることを確認します。
    1. ブラウザから、必要な権限で NSX Manager (https://<nsx-manager-ip-address>) にログインします。
    2. [システム] > [アプライアンス] の順に移動します。
    3. NSX Intelligence アプライアンス カードを探し、適用した変更が vCPU およびメモリ サイズに反映されていることを確認します。