NSX Intelligence 機能は正常に有効化されましたが、一部のサービスが劣化しています。
問題
NSX Intelligence 機能は正常に有効になりましたが、その健全性が PARTIALLY UP または DOWN と報告されています。この劣化状態は、NSX Intelligence 機能の有効化直後か、そのライフサイクルでの後のステージで報告されます。
原因
次のような原因が考えられます。
- Docker レジストリに TKC またはアップストリーム Kubernetes ワーカー ノードからアクセスできない。
- NSX Intelligence アプリケーション ポッドが Running 状態に到達できなかった。
解決方法
Kubernetes のインフラストラクチャ管理者と相談のうえ、問題の修正を試みてください。次の解決策を試してください。番号はそれぞれ、前のセクションで示した問題の番号に対応しています。
- 必要なポッドをすべて起動できるかどうかを確認します。ポッドを起動できるかどうかは、Docker レジストリにアクセスできるかどうかによって異なります。認証または認可の問題が原因で Docker レジストリにアクセスできないかダウンロード操作に失敗した場合、Kubernetes ワーカー ノードは、ワークロードの実行に必要な Docker コンテナ イメージをダウンロードできないことがあります。Docker レジストリの接続の問題を修正してから NSX Intelligence 機能を削除し、有効化を再度試みてください。
- すべてのポッドが Running 状態になり、すべてのジョブが正常に完了したことを確認します。Docker コンテナ イメージがダウンロードされたら、ポッドを起動して実行できる必要があります。Running 状態でないポッドについては、次の describe コマンドを使用してイベントを確認します。
napp-k describe pod <pod-name>
正常に完了しなかったジョブについては、次のコマンドを使用してログを確認します。napp-k logs <pod-name>
上記の解決策でも問題が解決できない場合は、VMware のサポートにお問い合わせください。